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下水道管路施設に対する緊急点検を実施します
下水道管路施設に対する緊急点検を実施します
埼玉県で発生した下水道管の破損による陥没事故を受け、国土交通省より日最大処理量300,000 m3 以上の大規模な処理場に接続する口径2,000mm 以上の下水道管路緊急点検の要請がなされています。
福岡県が管理する流域下水道は緊急点検の対象外となっていますが、御笠川那珂川流域下水道は、国が要請している点検対象に近い規模となっているため、県では以下のとおり緊急点検を実施します。
<点検の概要>
1 点検着手日時
令和7年2月3日(月)深夜~2月4日(火)未明予定
2 場所(別途地図参照)
御笠川浄化センター(福岡市博多区那珂4丁目)
3 点検対象
御笠川那珂川流域下水道 二日市幹線及び老司幹線
口径2000mm 以上の下水道管路 L=約1.1km
処理量(m3/日) | 管路延長 (km) (内、口径2000mm 以上の管路延長) |
供用からの経過年数 (令和5年度末時点) |
---|---|---|
295,800 | 29.3( 1.1) | 48 |
参考:国土交通省が要請する、緊急点検の対象
流域下水道管理者が管理する晴天時1 日最大処理量300,000 m3/日以上の大規模な処理場に接続する口
径2,000mm 以上の下水道管路とされている。
《本県の点検状況》
本県が管理する流域下水道管路については、ストックマネジメント計画に基づき、5年に1回の頻度でマンホールから目視及びビデオカメラ等による点検、10年に1回の頻度で下水道管路内を全線に渡り、テレビカメラにて詳細な調査を実施しており、点検・調査の結果に基づき、補修が必要な箇所については、劣化状況を踏まえ優先順位を定め、施工条件等を鑑み補修計画を立て、実施している。
なお、点検により、速やかに改築する必要があると判断された管路については、補修が完了している。
【本県が管理する流域下水道の概要】
箇所 | 処理量(m3/日) | 管路延長 (km) (内、口径2000mm 以上の管路延長) |
供用からの 経過年数 (令和5年度末時点) |
---|---|---|---|
御笠川那珂川流域下水道 | 295,800 | 29.3( 1.1) | 48 |
多々川流域下水道 | 63,200 | 31.7( 0) | 29 |
宝満川流域下水道 | 39,200 | 9.8( 0) | 35 |
宝満川上流流域下水道 | 宝満川流域にて処理 | 31.1( 0) | 25 |
筑後川中流右岸流域下水道 | 27,000 | 30.8( 0) | 20 |
遠賀川下流流域下水道 | 35,000 | 19.1( 0) | 20 |
矢部川流域下水道 | 19,200 | 28.8( 0) | 17 |
遠賀川中流流域下水道 | 8,200 | 33.9( 0) | 17 |
計 | - | 214.5( 1.1) | - |