本文
日本初!県内企業がブロックチェーン技術で 医療ウェアの製造工程のCO2 排出量・吸収量を“見える化”
日本初!県内企業がブロックチェーン技術で
医療ウェアの製造工程のCO2 排出量・吸収量を“見える化”
福岡県では、産学官が連携してIT 産業の振興に取り組んでおり、データの改ざんが極めて困難かつ低コストでシステム運用ができるブロックチェーン※1技術の普及や社会実装の促進に取り組んでいます。
この度、(株)ワーキングハセガワ(桂川町)が福岡県と飯塚市の支援を受けて(株)Chaintope(飯塚市)と共同開発した「デジタル製品パスポート(DPP)※2」が、同社の医療ウェアブランド「sukui(スクイ)」の全製品に実装されました。医療ウェア分野でのDPP導入は日本初です。
これにより、ブロックチェーン技術を活用して記録された製造工程におけるCO2排出量・吸収量など、サプライチェーン全体に関わる環境情報を、製品に付与された二次元コードから確認することができます。
今後も福岡県では、トレーサビリティや地域通貨、シェアリングエコノミー等の基盤技術であるブロックチェーンの社会実装の促進に取り組んでいきます。
※1 複数のコンピューターの情報をインターネットを介して鎖のように繋ぎ合い、改ざんが困難で透明性の高い記録管理技術。
※2 EU で2027 年以降の制度化が予定されている、製品の製造〜廃棄までの環境情報を一元的に管理・開示する仕組み。
【sukui の「デジタル製品パスポート(DPP)」について】
CO2 排出量・吸収量や素材の起源など信頼性が特に求められる情報を、ブロックチェーンに記録。
ユーザーは製品に付与された二次元コードから、それらの情報を確認できる。
※詳細は、(株)ワーキングハセガワのリリース資料を参照。
★報道機関の皆さまへ
DPP 実装の医療ウェアに関する取材希望の場合は、下記担当者へお問い合わせください。
株式会社ワーキングハセガワ 担当 : 長谷川
T E L : 0948-24-8600 E-mail : info@sukui-wear.jp