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福岡県から2者(1グループ(2校)、1団体)が 文部科学大臣賞、環境省自然環境局長賞を受賞! ~令和7年度愛鳥週間野生生物保護功労者表彰~

発表日:2025年5月2日 15時00分 印刷
担当課:
自然環境課
直通:
092-643-3367
内線:
3481、3471
担当者:
中原、西村

 環境省及び公益財団法人日本鳥類保護連盟が愛鳥週間(毎年5月10日~16日の一週間)に主催する第79回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」において、多年にわたり野生生物の保護のための活動を積み重ね、顕著な功績があった個人、学校、団体に対して、その功績をたたえるため、表彰を行っています。

 このたび、令和7年度の受賞者が決定し、福岡県から2者(1グループ(2校)、1団体)が受賞されました。

文部科学大臣賞 1校

他の模範となるような野生生物保護に関する優れた活動をされた学校

 
受賞者 市区町村 功績概要
福岡第一高等学校・第一薬科大学付属高等学校 福岡市南区

1) 平成31年に2校共同の課外活動として水中生物研究会を設立し、希少生物の保護を理念に福岡・九州の希少生物の生態や生息状況、生息環境等を調査研究してきた。発見した希少生物の一部は学校内の研究室で保護し、生態調査を実施してきた。

​2) 研究会の調査で発見された、希少生物の新たな生息域のデータを県や市町村に情報提供し、県のレッドデータブック改訂の際に新たなデータとして採用された。

3) 宮古島における国内外来種「ヤエヤマセマルハコガメ」の生息状況の現地調査、個体の譲受、啓発活動を行うなど希少生物の保全や外来種問題について、テレビやラジオ、新聞等を通して発表した。また、福岡市科学館での発表や出前授業などを通じて一般の方々の意識改革に繋げる活動を実施してきた。

 

環境省自然環境局長賞 1団体

多年にわたり野生生物保護に関する優れた功績を積み重ねられた団体

 
受賞者 市区町村 功績概要
響灘ビオトープ愛好会​ ​北九州市若松区

1) 北九州市自然環境サポーター受講生を中心としたボランティア団体として、響灘ビオトープの運営をサポートし、その自然環境の維持と管理に貢献している。

2) 響灘ビオトープに生息する鳥類や昆虫類の保全に積極的に関わり、毎月の野鳥観察会を担当し、普及啓発活動に寄与している。

3) 廃棄物処分場跡地に自然発生的に出現した自然環境を守ることにより、北九州市の生物多様性の維持向上に貢献している。