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遮熱資材比較試験現地研修会の開催

更新日:2025年8月4日更新 印刷

高温期の安定生産・品質維持を目指して

 令和7年7月末、JAたがわ小松菜部会及び花き部会は、遮熱資材試験現地研修会を開催しました。近年、梅雨明けから9月にかけて、気温が著しく上昇しており、ハウス内の温度が高くなっています。その結果、発芽不良や生育不揃いなど高温障害の発生が多く、従来の遮光資材を被覆しても収量・品質が低下する事例が見られています。その対策として、新しく開発された遮熱資材を被覆すると、ハウス内の気温や地温の昇温を抑制することができるとの情報を入手しました。
 そこで、ハウス内の温度を上昇させる近赤外線を遮蔽しながらも、遮光率は29%で光合成を促進する光の透過率が高い「青天張」と、遮光率35%の一般的な寒冷紗「ら~くらくスーパーホワイト」の展示ほを設置しました。
 研修会では、生育中のコマツナハウスにおいて、普及指導センターから両資材の気温・地温の推移や、サーモグラフィ画像を用いたハウス内の温度の違いについて説明し、生産者に両ハウスへ入ってもらい、温度の違いやコマツナの生育差を体感してもらいました。生産者からは、「遮熱資材被覆による気温・地温上昇抑制効果について理解できてよかった」、「実際にハウス内に入って体感することができた」などの声が聞かれました。
 普及指導センターでは引き続き、施設園芸における高温対策のための栽培技術支援を通して、出荷率及び品質の向上による経営安定化を目指します。

研修会の様子
ハウス内の温度を体感する様子

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