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「あまおう」の匠による新規就農者向け研修会を開催
更新日:2025年7月16日更新
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匠ならではの視点で新規就農者を支援
JAたがわいちご部会では、令和6年度から令和7年度に新規いちご農家2戸が部会加入を行い、令和8年度も1戸が新規参入および部会加入を予定しています。
これまで、新規いちご農家に対する技術指導は、普及指導センターが中心に行ってきましたが、今年度からは、篤農家ならではの経験と知識を学んでもらうために、普及指導センターによる技術指導に加え、「あまおう」の匠(以下、匠)による新規就農者向けの栽培研修会を実施しました。
7月に開催した研修会では、匠のほ場において、新規いちご農家に向けて匠から育苗期の管理方法について、熱心に指導をしてもらいました。普及指導センターは、初顔合わせとなった匠と研修受講者のファシリテーター役を務めたほか、匠の話をより深く理解してもらうために、育苗期から定植初期までの基本的な管理について説明しました。
研修受講者からは、「匠の視点に基づいた作業の考え方や、育苗管理を行う上で気を付けるポイントを学ぶことができた」、「匠や他の新規いちご農家と意見交換を行うことで、お互い相談しやすい関係になれた」といった声が聞かれました。
普及指導センターは匠と連携し、新規いちご農家の早期経営安定化に向けた支援を今後も引き続き行います。

