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JAたがわ川崎果樹部会の新たな共販品目を作ろう!
更新日:2025年12月16日更新
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冷蔵シャインマスカット検討会を開催
令和7年12月10日、JAたがわ川崎果樹部会において冷蔵シャインマスカット検討会を開催し、部会員5名と卸業者が参加しました。本部会では新たな共販品目として「冷蔵シャインマスカット」の確立に取り組んでいます。現在、全国的にシャインマスカットの生産量が増加傾向にあり、出荷が集中する9月の単価低下が懸念されるため、冷蔵保存して出荷時期を遅らせることは大変有益であると思われます。今年は9月8日から冷蔵処理の実証試験を開始し、普及指導センターとJAたがわで協力して定期的な調査を行ってきました。
本検討会では、普及指導センターから実証試験の結果と次年度の課題を共有し、卸業者からは他県での取組状況や、求められる品質について説明されました。その後は実際に貯蔵したシャインマスカットの食味調査を行い、生産者同士で様々な意見交換がなされました。
参加した生産者からは課題解決に向けた意見や「成功すれば大変魅力的な技術である」との感想が挙がりました。
今後も普及指導センターでは関係機関と連携して、新たな共販品目の確立に向けた支援を行っていきます。


