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レンゲ米栽培講習会を開催
更新日:2025年7月4日更新
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化学肥料使用量の削減や環境負荷低減を目指して
JAたがわ管内では、化学肥料使用量の削減や環境負荷低減を目的として、ふくおかエコ農産物認証制度に対応したレンゲ米栽培を推進しています。栽培にあたり、窒素肥料の代わりにレンゲが栽培されているものの、十分な生育量が確保できていないほ場が散見される状況でした。そこで、普及指導センターは、レンゲの生育不良の原因を明らかにするため、令和6年度から安定的なレンゲ栽培法についての検討を行ってきました。
今回、安定的なレンゲの栽培法及びレンゲ米栽培の留意点を周知するため、普及指導センター・役場・JAが連携して、6月24日にレンゲ米栽培講習会を開催しました。
講習会には約10名の参加があり、普及指導センターからはレンゲの特性、令和6年度のレンゲ生育概況と展示ほ結果、更にレンゲ生育不良の要因と具体的な技術対策について説明をしました。生産者からは、レンゲの連作障害や病害虫防除、播種適期や播種方法などに関する質問が多数寄せられ、今年のレンゲ米栽培に対する関心の高さがうかがえました。
普及指導センターは、今後もレンゲ米の安定生産に向けた取り組みを推進していきます。
