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新規就農者を対象に農業機械研修会を開催

更新日:2024年11月14日更新 印刷

事故防止と適正な取り扱いを推進

​ 現在、普及指導センターでは、関係機関や団体と連携して、新規就農者の確保と育成に向けた取組を推進しています。
 この取組の一環として、田川地域農業振興協議会総合担い手部会では、病害虫、農薬、土壌、肥料、経営計画といった営農基礎講座を実施しています。その1つとして10月29日に農機具メーカーの協力を受け、農業機械の基本操作とメンテナンス、農作業安全についての現地研修会を開催しました。
 研修では、農機具メーカーの担当の方に、トラクタ及びロータリーのメンテナンス方法や走行時・ほ場出入り時の転落防止のポイントについて、実演を交えて説明して頂きました。普及指導センターは、農作業安全について、農業機械に係る事故事例を紹介するとともに、被害軽減につながる声かけやシートベルトの装着とヘルメット着用の重要性を説明しました。
 受講者からは、「車軸の注油はどこからすればよいか」「一定時間おきに定期的に点検した方がよい項目はあるか」など具体的な質問があり、機械のメンテナンスに対する意識が高まった様子が伺えました。また、「今回参加して、作業を安全に行うためには定期的な点検整備が重要だと分かった」といった意見も聞かれました。
 普及指導センターでは、引き続き関係機関と連携し、農作業安全の啓発と合わせて新規就農者の育成に努めていきます。

トラクタの点検について質問する農業者
ほ場での説明に聞き入る農業者

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