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サツマイモ実証栽培の収穫始まる
更新日:2024年10月25日更新
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収穫交流イベントも開催
田川市では、特産農産物及びその加工品の創出を目的とした「求められる農産物対策協議会」が関係機関(市、農協、普及指導センター)によって結成されています。その具体的取組として、令和5年度にサツマイモプロジェクト部会(市、農協、普及指導センター、生産者、民間需要者)を設置し、国の農山漁村振興交付金(中山間地農業推進対策)を活用して、サツマイモ80aの実証栽培に取り組んでいます。ここで穫れたサツマイモは、地域農産物を活用した特産品を開発する意向のある民間需要者に販売し、ふるさと納税返礼品として実証販売する計画としています。
普及指導センターは、初めて実証栽培する農業者に対し、品種選定の助言や「シルクスイート」、「べにはるか」の栽培技術の指導を行うとともに、定期的な個別指導により収穫適期や収穫方法などの情報提供を行いました。その結果、一部鳥獣による被害もありましたが、無事収穫期を迎え、10月の初収穫の際には、地元保育園を招いて、田川市長をはじめ、農協、普及指導センター、生産者、民間需要者、さらには田川市とフレンドリータウン協定を締結している(株)ギラヴァンツ北九州が参加して収穫交流イベントも開催しました。今後も関係機関との連携を図り、特産農産物としてのサツマイモ生産を支援して地域農業の振興に取り組んでいきます。