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干し柿の原料となる柿の新植検討会を開催

更新日:2024年10月22日更新 印刷

香春町特産品 の 生産拡大に向けて

 現在、田川普及指導センターでは、水田農業を中心に多様な品目が栽培されている香春町の農業・農村の活性化に重点的に取り組んでおり、この中で「地域に適したものづくり」として地域特産品となっている干し柿の生産拡大を推進しています。香春町の干し柿生産は採銅所地区で古くから盛んで、「あま干し柿」として消費者から高い評価を受けています。これまで原料となる柿は近隣農家の庭先にある柿の木から調達しているため生産量が不安定であり、安定的な生産が課題となっています。
 このため9月27日に干し柿の生産に取り組む農業者を対象として、柿の安定生産に向けた新植検討会を開催しました。今回、普及指導センターから苗木の定植時期や定植時のポイント、注意点について説明するとともに、省力化樹形であるV字ジョイント栽培を紹介しました。柿栽培では、苗木を植え付けてから一定の収量が得られるまでに期間を要することや、樹が高くなるため脚立を使った高所の管理作業が多いことが問題となります。今回紹介したV字ジョイント栽培は、早期成園化や作業の省力化、軽労化が期待できるため、特産品である干し柿の生産拡大と安定化に寄与できるものと考えています。また、香春町役場から町が実施している特産品開発支援事業による苗木購入の助成について紹介がありました。
 参加者からは積極的に質問があり、安定生産に向けて意欲が向上した様子が伺えました。
 普及指導センターでは、今後も香春町の農業・農村の活性化に向けた特産品生産の拡大を図るため、関係機関と協力し取組を進めていきます。

検討会の様子
香春町の干し柿

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