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JAたがわそら豆部会が次年度の出荷量増加を目指す
更新日:2024年9月3日更新
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令和6年産生産販売反省会が開催される
そらまめは、12月頃から鹿児島、長崎、福岡へと北上する産地リレーで出荷されています。JAたがわそら豆部会では、他産地からの出荷が少なく、4月下旬から5月下旬までの単価の高い時期の販売を目指しており、今年度は生産者4名で計16a栽培しました。
生産面では、出荷前の4月下旬の長雨の影響により、根腐れが多発したため、前年度と比較して出荷量が4割程度減少しましたが、販売面では学校給食の需要が高く、高単価で取引することができたため、総販売金額は前年度と同程度の結果となりました。
今年度の単価が過去20年で最高となったことから、来年度の生産に向けた意欲が高まっており、出荷量を増加させるため、排水性の改善に取り組むことを部会全体で確認しました。
普及指導センターからは、サブソイラ等の土壌の硬盤を破壊する農業機械で排水性の改善を行うよう提案するとともに、ほ場の周辺に溝を掘り、土壌表面の排水性の改善を徹底するよう指導を行いました。
今後は、9月下旬からほ場の準備が始まり、10月下旬に定植が行われます。普及指導センターは、定期的なほ場巡回をとおして、次年度の収量と品質の向上に向けた支援を行なっていきます。