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新規就農者向け営農基礎講座を開催
更新日:2024年9月3日更新
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早期の経営確立を目指して
現在、普及指導センターでは、県農林水産振興基本計画の「農林水産業の次代を担う人財の育成」に沿って、新規就農者の確保育成に向けた取組を推進しています。
この取組の一環として、市町村・JAたがわ・田川普及指導センター等で構成する田川地域農業振興協議会総合担い手部会は、7月18日から8月22日にかけて営農基礎講座を開催しました。
本講座は、新規就農者等、早期の経営確立を目指す方々に、営農や農業経営の基本的な知識を習得してもらうことを目的としています。
今年度の受講生は16名で、病害虫、農薬、土壌、肥料、経営計画のテーマごとに講義し、参加者の理解が深まるよう肥料計算の演習や経営計画のワークシート作成等を行いました。参加者からは、「基本的な知識や情報が不足していることを知ることができ勉強になった」、「農家が困っている現場での問題や対策を聞ける機会があると助かる」といった声が聞かれました。
今後は、現地研修として、10月下旬に農業機械の基本操作とメンテナンス、11月上旬に受講者同志や管内若手農家との交流を促進するための新規就農者のつどいを予定しています。普及指導センターでは、引き続き関係機関と連携し、新規就農者の定着を支援していきます。