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柿の栽培技術向上に係る視察研修会を実施

更新日:2024年2月5日更新 印刷

香春町の干し柿生産拡大に向けて

 令和6年1月17日、柿の栽培技術向上を図るため、香春町の干し柿生産者10名と香春町役場、JAたがわなどの関係機関を対象に、豊前市の柿園において視察研修会を行いました。
 香春町の採銅所地区では古くから干し柿生産が盛んで、消費者から高い評価を受け、近年では需要が高まっています。このため、干し柿の生産拡大を図るにあたり、原料となる渋柿の安定的な生産や労働力の確保が課題となっていました。
 視察園では、毎年安定した量の渋柿が収穫できており、園主による剪定の実演をはじめ施肥や防除方法等の管理作業について話を伺いました。
 参加者からは、「非常に多くの柿が実っていて驚いた」、「今回学んだ管理作業を自身の園でも実践し収穫量を増やしたい」といった声が聞かれ、充実した視察となりました。
 当日は現地視察に加えて、普及指導センターから、収穫から加工までの期間を延長するための原料渋柿の貯蔵試験の結果報告や収穫等の労働力不足を解消するための短期雇用サービスの紹介を行い、干し柿の生産拡大に向けた情報を生産者と共有しました。
 普及指導センターでは、今後も香春町の干し柿の生産拡大を図るため、関係機関と協力し取り組みを進めていきます。

ほ場での視察研修の様子

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