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田川地域担い手支援体制強化研修会を開催
更新日:2023年12月21日更新
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担い手支援担当者の「新規就農相談対応術」を学ぶ
令和5年12月15日、田川普及指導センターで、田川管内の担い手支援担当者向けに、プロ農家育成の研修機関から先進事例を学ぶ研修会を開催しました。
本研修会では、NPO法人熊本県就農支援機関協議会の事務局長である平岡浩晃氏を講師に招き、「新規就農相談対応術」と題して、国の施策や行政担当者の立場を踏まえ講演をいただきました。
講師の苦労の多い経験から得られた知見は、新規就農者への対応ポイントや支援する側のメンタルケアなど共感することが多く、担当者の知識向上と就農相談対応の心構えとして大変良い学びとなりました。担い手支援業務は多くの困難を伴うものですが、地域の農業を守り、未来を創る重要な仕事だと再認識する内容でした。
参加者からは、「就農相談に対応する時の発言や気を付けるべきポイントが理由を含めて理解できた」、「就農相談者の立場に寄り添った対応やチームでの協力の重要性が参考になった」などの感想が寄せられました。
講演後は、各市町村の就農対応に関する取組状況の情報を共有し、有意義な研修会となりました。
普及指導センターでは、引き続き田川地域の関係機関と連携し、新規就農者の確保育成に注力し、担い手支援の強化を図っていきます。