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東部トルコギキョウ部会が研修会を開催

更新日:2023年10月5日更新 印刷

秋だしトルコギキョウの品質向上に向けて

 令和5年9月13日に、JAたがわ花卉部会東部トルコギキョウ部会の研修会が開催されました。本部会は、7から8月に定植し、10から11月頃に収穫・出荷する秋出しのトルコギキョウを中心に生産しています。今回は、切り花の品質向上を目的として、部会員9名が参加し、近隣産地の視察研修、部会員ほ場での互評会を行いました。
 視察研修は、生育期前半の栽培管理技術向上を図るため、高品質な切り花生産に取り組む直方市の生産者のほ場で実施しました。より高単価で取引される、十分な切り花長の確保を目的とした栽培方法や、農薬散布回数を減らし、コスト削減および環境に優しい農業の実現に向けた防虫設備(黄色蛍光灯)に関する説明に、部会員一同は熱心に耳を傾けていました。
 部会員ほ場での互評会では、生育状況の確認を行い、品種特性や肥培管理、病害対策について活発な意見交換がなされ、部会一丸となって品質を高めたいという強い意欲が伺えました。互評会後に、普及指導センターから、管内で発生の多い生理障害(葉先枯れ症状)対策等について情報提供を行いました。
 普及指導センターでは、引き続き部会活動の支援を行い、出荷率および品質向上を図ることで、産地維持強化を目指します。

視察研修の様子
検討会の様子

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