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水道管にも冬支度を!
更新日:2023年12月20日更新
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寒さが厳しくなると、水道管の水が凍って出なくなったり、管が破裂したりします。
令和3年1月の大雪では、福岡県内で水道管凍結の影響による断水が発生しました。
水道管にも冬支度をして、寒さに備えましょう。
【令和3年1月の断水】……………………………………………
- 令和3年1月8日夜から強い寒気が入り、福岡県内でも大雪警報が発令されました。
- 大雪及び寒波による水道管凍結により、多くの世帯で断水が発生しました。
【平成28年1月の断水】……………………………………………
- 平成28年1月23日から強い冬型の気圧配置となり、県内全域に低温注意報が出されました。
- この寒さにより水道管が凍結し、県内各地で220,842戸の断水が発生、解消には5日間を要しました。
特に凍結しやすいところ
- 屋外に露出している水道管や給湯配管、メーターボックス
- 風当たりが強く、日陰にある水道管
凍結を防ぐには?
- 水道管に保温材や布などを巻いて保温し、その上からビニールテープなどで防水しましょう。
※保温材はホームセンターなどで売っています。 - メーターボックスの中に、布やちぎった新聞紙などをビニール袋に入れたものを詰めて、保温しましょう。
※直接メーターボックスの中に布などを入れると、管と一緒に凍って破損の原因となることがあります。
必ずビニール袋に詰めて濡れないようにしてください。
「低温注意報/大雪警報」がでたら・・・
水道管の凍結や破裂など著しい被害のおそれがある時は、気象庁から「低温注意報/大雪警報」が発表されます。発表があった時は再度点検をしましょう!
※蛇口から少し水を出しておくのも効果的です。
※なお、浴槽に水を貯められる場合は、小さなお子様等がおられるご家庭では、転落事故のおそれがありますので、十分ご注意下さい。
凍結してしまったら?
凍結した水道管にタオルなどをかぶせ、その上からゆっくりとぬるま湯を掛けてとかしましょう。
※急に熱いお湯をかけると、水道管が破裂してしまうことがあるので注意しましょう。
破裂してしまったら?
元栓を閉め、市町村など各地域の水道事業者にご連絡ください。