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高尾川地下河川のストック効果
更新日:2023年4月24日更新
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高尾川床上浸水対策特別緊急事業による効果
~私たちの命と暮らしを守る新しい水の流れ~
平成27年度から実施した「高尾川床上浸水対策特別緊急事業」における事業効果について紹介します。
高尾川氾濫解析結果
高尾川地下河川整備後において、平成26年8月22日の豪雨(毎秒70トン)と同程度の洪水に対し河川からの氾濫状況を予測しました。
本事業により平成26年8月22日の出水により発生した床上浸水被害は激減します。
地下河川の整備効果(令和4年度)
令和4年7月18日から19日にかけての降雨では、高尾川近傍の針摺東雨量観測所において、最大1時間雨量100.0mmを観測しました。
この雨量は、高尾川流域で甚大な被害が発生した平成26年8月22日の最大1時間雨量と同等の雨量でしたが、地下河川の整備効果により、高尾川流域における浸水被害は発生していません。
地下河川の整備効果としては、平成橋地点(地下河川流入口下流)において、約1.5mの水位低減効果があったと推定されます。
※水位低減効果については推定値であり、実際の値とは異なる可能性があります。