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3類(林業)専門試験
令和5年度試験出題分野(試験案内からの再掲)
森林経営、森林科学、測量、林産物利用
例題
〔例題1〕
丸太等の体積を求める求積式に関する次の記述A~Cに該当するものをいずれも正しく挙げているのはどれか。
A.元口と末口と中央の断面積すべてを利用して材積を求めるもので,円柱,放物体,円すい,ナイロイドのどれにも当てはまるが,正円でない場合には誤差が出る。
B.元口と末口の断面積の平均値に丸太の長さをかけて材積を求めるもので,円柱や放物体において誤差はないが,円すいやナイロイドでは過大な値となる。
C.中央の断面積に丸太の長さをかけて材積を求めるもので,円柱と放物体において誤差はないが,うらごけの場合は過小な値となる。
A B C
1. リーケ式 スマリアン式 フーベル式
2. リーケ式 フーベル式 スマリアン式
3. スマリアン式 フーベル式 リーケ式
4. スマリアン式 リーケ式 フーベル式
5. フーベル式 スマリアン式 リーケ式
(正答:1)
〔例題2〕
接ぎ木に関する次の記述A〜Dのうちには妥当なものが二つある。それらを選んでいるのはどれか。
A.接ぎ木とは,枝,芽など植物体の一部を切り離して,根を持った他の植物体にゆ合させ,新しい植物体を作る有性繁殖法である。
B.接ぎ木は,台木の芽吹きを目安として春に行うのが一般的である。
C.接ぎ木は,台木1本に対して複数の接ぎ木苗が作られるため,増殖手段として有効である。
D.ヒノキにサワラを接ぐ方が,ヒノキにアスナロを接ぐよりも容易である。
1. A ,B
2. A ,C
3. B ,C
4. B ,D
5. C ,D
(正答:4)