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災害時の燃料対策に備えをお願いします。

更新日:2020年12月23日更新 印刷

 大規模な災害が発生すると、ガソリンや灯油など燃料の入手が困難となります。

 そのため、日ごろから「満タン&灯油プラス1缶運動」に取り組むとともに、いざというときのために「住民拠点SS」について知っておき、災害時に備えておきましょう。

1.「満タン&灯油プラス1缶運動」について

 大規模災害発生時には、交通網の混乱や一時的な供給量の縮小により、ガソリンスタンドでの給油待ちの行列や在庫不足が懸念されます。

 また、ガソリンスタンド周辺の道路では、大渋滞が発生し、緊急通行車両や救援物資を積んだトラックの運行を妨げる事態も懸念されます。

 そのため、全国石油商業組合連合会及び47都道府県石油組合では、車の燃料を常に満タンにし、暖房用の灯油は1缶余分に備えておく「満タン&灯油プラス1缶運動」を展開しています。

 手軽にできる「備蓄」ですので、ぜひ日ごろから「満タン&灯油プラス1缶運動」を心がけましょう。

車のガソリンタンクを満タンにしておくと

  • 約400kmの移動が可能になります。
  • アイドリング時間が約40時間確保できるため、スマホの充電やラジオからの情報収集ができるとともに、冷暖房が使える避難場所として活用できます。 

   ※タンク容量や車両燃費により異なります。

灯油1缶(18リットル)余分にあると

  • 温かい空間を85時間程度維持できます。

   ※和室7帖を中火燃焼した場合です。

 

 詳細は、「満タン&灯油プラス1缶運動」ホームページをご覧ください。

ポスター画像

 

2.住民拠点SSについて

 大規模災害により停電が起こると、多くのガソリンスタンドが休業し、ガソリンの入手が困難になりました。

 このため、停電になってもガソリンスタンドが営業できるように自家発電設備を持ち、災害時でも住民向けに燃料供給を続けられる給油所「住民拠点SS(サービスステーション)」の整備が全国で進められています。

 いざという時に備えて、日ごろから近くの住民拠点SSの場所を知っておきましょう。

 住民拠点SSの情報は、資源エネルギー庁のホームページから確認ができます。

 

 

 

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