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令和2年度奨学生レポート

更新日:2022年4月1日更新 印刷

2020年秋

添田 天駿
米国 ウィスコンシン大学マディソン校(工学部)

 スポーツや様々な学内外活動を盛んに行うウィスコンシン大学での留学生活に憧れましたが、現在はコロナウィルス影響のため、ウィスコンシン大学へは今まだ一度も行けず、福岡の実家にてオンライン授業で留学生活を過ごしています。

 日本でオンライン授業を受けることにすれば当然アメリカとの時差によって昼夜逆転してしまうため、当初は、深夜の時間帯でのオンライン授業に慣れず、授業中に眠気して頭が思うように働かず辛い思いをしたことを覚えています。そこで、オンラインで繰り返し視聴できる講義内容を何回も見て復習したり、教授に積極的に質問することで理解を深めたり、勉強のやり方を工夫してオンライン授業に慣れることにより、徐々に体調も含め調子を取り戻しました。

 また、ほとんどの履修科目はオンライン授業だけではなく、ディスカッションまたは実験ラボも講義の一環として設置されています。そこで、ディスカッションクラスで皆と協力して様々な問題に取組んだり、ライブ動画や生中継の実験演習を見習って自ら電気回路を製作したり、一味違った留学の雰囲気を味わいながら大学に溶け込みました。最終成績では、履修した全科目に対しオールAを取り、学部長表彰賞を受けることができました。

 渡米した際は、勉強だけではなく、大学キャンパスで様々な活動に取り組んでいき、より一層充実した留学生活を送りたいと思います。

永江 帆奈
英国 エセックス大学(法学部)

 海外大学の特徴として、単に担当教員の講義を聴き、ノートをとるということは全くありません。毎度、教員は生徒が授業内容を理解しているか質問を投げかけます。また、法律的知識を習得しているか、あるトピックに対して、どれだけ論理的かつ多角的に捉えているかを把握するために、授業内で討論を行うことも多々ありました。そのため自ずと予習や復習に身が入り、学んでいる過程の理解が深まりました。また、あらゆるトピックに関して学んだことを自分の意見の中に取り入れ、どのように伝えれば、相手がより理解するか考え、発言するようにもなりました。

 また、筆記試験だけでなく、レポートを提出し評価をしてもらうことが多いのですが、どのレポートも自分の意見だけで完結するものではなく、自分の主張を支えるための資料(憲法、過去の判例、法律家の意見、与えられた教科書など)を調べ、レポートを作成することに毎度試行錯誤しています。その資料を読むための英語力と理解し、活用するだけの法律的知識が必要不可欠だからです。さらに、それらの作業を通して、自分の納得するレポートを書き上げる英語力と構成力も必要だからです。

 授業を受けるたび、与えられた課題をこなすたびに英語力や法律的思考かつ知識、文章構成力などの将来に必要な技術が身に付いていると感じることが多くなってきました。ただ、成長を感じると同時に、日本にいることで英語に触れる機会が、現地にいるときよりも減っているという事実が少なからず勉学に影響を受けているように思います。そのため、自分を律し、より時間をとって復習し、法律知識を定着させるために、科目教科書や過去の判例を読むなどの積極的、自主的に学ぶ姿勢を続けたいと思っています。

 また、現地に赴き大学生活を送るということは残念ながらできませんでしたが、SNSを通じて、同じクラスの友達やアプライドラーニングで知り合った他の学部の友達と会話しているため、友好関係を作ることができました。

2021年春

添田 天駿
米国 ウィスコンシン大学マディソン校(工学部)

 相変わらず、2学期の春学期もコロナウィルス影響のため、ウィスコンシン大学へは行けず、引続き、福岡の実家にてオンライン授業で留学生活を過ごしています。

 憧れの「留学」生活ではなく、昼夜逆転の「留守」生活を、どう乗り越えていくのかも、私にとって、「コロナ対策」の一つの課題でした。自分なりに、大切な留学生活をどのように過ごして、貴重な時間をどのように配分するか、色々と考えました。そこで、二つの対策を打ち出しました。

 まず、どちらにしても勉強以外することがないので、数学、物理などの基礎科目のほか、コンピューター工学、プログラミング、学術論文の英語など、できるだけ多くの科目を履修することにしました。履修科目が1学期の科目より難易度が高く、オンライン授業と大量の宿題に没頭する日々が続く中、この特殊な時期の孤独を忘れ、「自宅で学習」という変わった留学生活を少しでも充実なものにするように努めました。

 次に、学修以外の時、休憩時間として自分なりの「思考時間」を設けました。最先端の技術や最新動向をインターネットで調べたり、自分が興味を持った分野についてサイトを開いて色々な情報を収集したり、またはコロナによる激変する社会や経済の動向を把握することに時間を費やしました。さらに、関連のYoutube動画を見ながら、独自のゲームソフトを設計したり、授業で学んだプログラミング技術を活かしてゲームソフトを作成したり、息抜きに自己流の研究開発に時間を使いました。

 こうして、無事1年間のオンラインでの留学生活を送ることができました。これから、積極的にワクチン接種を受け、安全安心な渡航を準備して、本格的な留学生活を迎えたいと思います。

永江 帆奈
英国 エセックス大学(法学部)

 秋学期間と同様に春学期間もコロナの影響で本国に留まり、オンライン授業、最終評価となるオンライン試験を受けました。秋学期に比べて、課題のレベルも文字数も大幅に増え、難しくなりましたが、その分前回の履修状況レポートに記載した通り、自分なりの勉強方法を見つけ、実践しながら行いました。個人的には、授業で学んだことや参考書に書いてある説明や判例を自分なりにワードにまとめることで理解が深まり、実際のオンラインテストの際にそれらを参考にしながら自信を持って試験に挑むことができました。来年度からはキャンパスに直接通うことが出来るため、友人と意見交換やオンライン上の資料だけでなく図書館にある参考書を利用して、十分な内容理解とよりよいレポート(課題)作成を頑張りたいと思います。今年一年の成長としては、課題提出の際の時間管理と文章構成力/文章力が向上したことです。授業によって与えられる課題の内容や文字数、期限も様々なため、時には提出期限が3つや4つ重なることがありました。その際に、期限内に提出できるよう資料集めと書き上げるための時間配分を考えながら、納得のいく英語文章を書き上げることは難しく、とても大変でした。課題が終わるたびに文章力が上がり、効率的に仕上げる方法を学ぶことが出来ました。

 留学先での様々な経験については実際に渡英していないため、記載することはできませんがその代わりに私の大学生としての過ごし方を紹介したいと思います。時差があるため、授業自体は昼の16時または17時に始まります。終わりは大体深夜12時、遅くても2時には終わります。そのため、朝とお昼は授業の予習や復習をしたり、友人や家族とお昼ご飯を食べに行ったり、遊びに行ったり、バイトをしたりなど適度にストレスを解消しながら、生活していました。オンライン授業を受けるときに私が気を付けていたことは、携帯電話を机から離し、周りに人が必ずいない静かな場所で受けることでした。基本的に授業中は発言する機会が多かったため発言する際に外野の音が聞こえないようにするためとそうすることでオンオフの切り替えを明確にして、勉学に集中するようにしました。(ただ、周りに音がある方が集中できるという方もいらっしゃるので一概にそれが正しいとは言えませんが、、、)

 

今後留学を目指す高校生に向けて…

 今年一年は全ての大学生にとって難しい時期だったと痛感しています。とくに、海外に渡航する予定であった留学生にとって、キャンパスに通えずオンライン授業のみ受講することは今までにないことでたくさんの戸惑いや不安がありました。そのため、これから留学を志す高校生の中には留学に対して不安を抱えている子が多くいるかと思います。しかし、オンライン留学一年間を終えた今、私はあの時留学を決意した自分は間違ってなかったと自信を持って言えます。なぜなら、経験したことのない状況の中で無事一年を終えることができたからこそ、周りのサポートの偉大さや柔軟に考え行動に移す大切さ、何かを目指し、達成できる喜びを得ることができたからです。留学を志す、志している高校生の不安が少しでも減ることを祈っています。

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