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手光ビオトープ「令和5年度 水辺の生きもの観察会」を実施しました。
更新日:2024年11月22日更新
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手光ビオトープ「水辺の生きもの観察会」を行いました。
令和5年9月23日(土曜日・祝日)に、福津市手光にある手光ビオトープ及び福津市中央公民館で「水辺の生きもの観察会」を行いました。
一般参加者は、大人7人、こども2人、合計9人。
スタッフは、福岡県立光陵高校うみがめクラブ9人、どじょうクラブ2人、行政等(福津市、古賀市、講師、当所)6人でした。
まず、福津市中央公民館にて、平成25年度から手光ビオトープでカスミサンショウウオの調査保全活動を行われている、福岡県立光陵高等学校うみがめクラブの皆さんから調査報告を受けました。令和4年度冬~春の調査結果から、産卵に対する気温や降水量の影響に関する考察やイノシシ等から卵のうを守る防護対策などについての発表がありました。
次に、福岡県保健環境研究所環境生物課中島淳専門研究員による「手光ビオトープ最近の話題」という講演がありました。手光ビオトープの造成間もない頃と最近の比較や水辺の生きものは冬に少なく、夏から秋にかけて多く出現することなどについて解説がありました。
このあと、手光ビオトープに移動し、実際に生きものを採集し、観察を行いました。
参加者は池の中に網を入れ、いろんな生きものを捕まえていました。
捕まえた生きものは、中島先生による名前や特徴の説明があり、参加者は記録表に書き留めました。
子供達も中島先生の話に興味津々で、楽しそうに聞いていました。