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ホットな消費者ニュース ２０２１年２月号
更新日：2021年1月27日更新
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（事例１）占いサイトのトラブルに注意！（福岡市消費生活センター）
相談事例
- 無料占いを誘うメールが届いたので、メールに張り付けられていたURLを開いて登録した。1年近く仕事がなく、無料ということもあったので、占ってもらったところ「あなたは、有名人と同じ金運を持っている。自分の指示通りにすれば金運が上がる。」というメールが届いた。金運が上がるならと思い、占い師から指示されたとおり、メールを送り返していたが、ある日送信できなくなった。業者に問い合わせたら、メールの無料送信の期間は5日間で、今後も続けるなら1通１５００円分のポイントが必要と言われた。ここで止めると金運が下がると思い、何度もクレジットカードでポイントを購入し、メールを送り続けた。気づけば、150万円分のポイントを購入していた。姉に相談すると詐欺だと言われた。
悪質な占いサイトでよくある手口
- はじめは無料だが、途中でポイント購入が必要な有料のやりとりに誘導される。
- 個人情報を入力すると意図せず会員登録されたり、複数の占いサイト等からメールが届く。
アドバイス
- 無料だからと気軽に氏名や生年月日、住所、メールアドレスなどの個人情報を入力しない。
- 占い師や鑑定士を名乗る者からメッセージが届いても安易に返信しない。
- 占い師や鑑定士を名乗る者の言葉をうのみにしてやり取りを継続しない。
（事例２）フリマアプリでの高額取引に気を付けて！（糸島市消費生活センター）
相談事例
- 10か月前、フリマアプリで30万円の中古の自動車検査証（車検証）付きのバイクを購入した。見た目はボロボロでもマニアの中では人気の型式。申し込み後、無料通話アプリでやり取りをし、車検証の写真（住所、氏名を伏せたもの）も送ってきたので信用した。相手が直接当地まで運んできたとき、車検証がなかったので「車検証は？」と聞くと「後で郵送する」と言われた。感じのいい人だったので信用した。しかし、いつまで待っても車検証は届かなかった。整備も済んで動くようになったが、車検証がないので登録が出来ず、公道で乗ることが出来ない。無料通話アプリを通してメールや電話をかけ続けたが、しばらくして連絡が取れなくなった。アプリ運営会社からも連絡を促してもらうが一切連絡がない。出品者は女性と思われる名前だったが、バイクを運んできた人は男性だった。住所も本名もわからず連絡の取りようがない。警察へ相談したが「介入は難しい」と言われた。（10代 男性）
アドバイス
- フリマアプリ等のフリマサービスは個人間の取引であり、トラブル解決は当事者間で行うことが求められます。
個人間の取引については、消費生活センターではアドバイスにとどまり、相手との交渉には入りません。 - 手軽で便利なフリマアプリですが、あくまでも見えない相手とのやり取りです。リスクがある取引と認識し、慎重に行いましょう。
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