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ホットな消費者ニュース あなたの地域の危ない商法・平成29年9月号

更新日:2018年1月23日更新 印刷

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(事例1)住宅用火災警報器の悪質な訪問販売にご注意! ・・・北九州市立消費生活センター

相談事例

 消防署の職員を名乗る男性から電話があり「住宅用火災警報器の点検の巡回をしています。悪くなっている場合は新しい警報器を販売しているので、その場で取り替えることができます。」と言われた。本当に消防署の職員が販売をするのだろうか。(70代女性)

アドバイス

  ■消防署や市の職員が警報器の設置や販売をすることはありません■

 消防署や公的機関の職員を名乗り信用させ、不必要な点検をしたうえで、高額な住宅用火災警報器や消火器を売りつける悪質な訪問販売業者に関する相談が再び増えています。公的機関を名乗る以外にも「消防署に委託されている」と騙す業者もいますが、消防署が住宅用火災警報器の販売を業者に委託することはありません。このような電話や訪問があった場合は、きっぱりと断りましょう。
 また、詐欺から身を守るため、電話は留守番電話に設定しておき、かかってきた電話にはすぐに出ずに、相手を確認してから出るようにしましょう。

 

(事例2)柔軟仕上げ剤、いいにおいのはずが逆に気分が悪くなる…  ・・・筑紫野市消費生活センター 

相談事例

  • 柔軟仕上げ剤を使用し室内で干した。洗濯物のにおいがきつすぎて具合がわるくなり、家族全員頭痛や吐き気を催した。
  • 電車内で他の人の柔軟仕上げ剤のにおいが強く、気分が悪くなる。周りの人の迷惑も考えてほしい。

アドバイス

 洗濯の仕上げに使用する柔軟仕上げ剤は、洗濯物からの良いにおいを重視した商品が人気となっていて、様々な商品がメーカーから出されています。それに伴い、相談窓口ではそのにおいを不快に感じるという相談が目立つようになりました。自分が使用した仕上げ剤だけでなく、公共の場での他人の衣服や、外に干されている洗濯物からのにおいで体調が悪くなってしまうという深刻なご相談もあります。柔軟仕上げ剤を販売しているメーカーでも、使用量の目安や香りの強さの基準を商品に表示し、情報提供や注意喚起が行われています。
 においの強さや感じ方には個人差があり、また慣れたにおいは感じにくくなるため、ついつい使用量を増やしてしまい、周りの人が不快になるほどのにおいになってしまうということもあるようです。体質的に化学的なにおいに敏感な方もいらっしゃいますので、使用の際は商品に記載されている用法、容量を守って周りの方への配慮も忘れずにお使いください。

 

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