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ホットな消費者ニュース あなたの地域の危ない商法・平成29年2月号

更新日:2018年1月26日更新 印刷

(事例1)独居高齢者を狙った強引な点検商法に要注意!・・・糸島市消費生活センター

相談事例

 独居高齢者宅に、「火災報知機の無料点検です」と言って突然男二人が訪問し、断る間もなく家に上がり込み、室内を見回った後、「火災報知機をリビングに設置した方が良い」と勧められました。

「必要ないので帰って」と言いましたが、男二人は帰ろうとはしません。知人に連絡を取ろうとしましたが、電話機の前に居座られ、それもできませんでした。根負けして契約をしてしまい火災報知機を設置されました。現金がなかったため、翌日支払う約束をして帰ってもらいましたが、火災報知機は必要ありません。どうしたらよいでしょうか。(83歳 女性)

処理経緯

 本人が地域の包括支援センターへ連絡し、「きちんと断わりましょう」との助言を得て、業者に「行政に相談した。クーリングオフしたい」と伝えたところ、無事契約解除ができました。

アドバイス

一人暮らしの高齢者を狙う悪質な点検商法の事例です。業者の無料点検は、あくまで点検後のセールスが目的です。

  1. ドアを開ける前に、相手の用件、会社名、氏名を確認し、必要なければ点検を依頼しないようにしましょう。また今回のように強引な販売に至るケースもあるため、一人の時は安易にドアを開けないようにしましょう。
  2. ドアを開けて対応しても、即答せず、身近な人に相談して判断しましょう。帰るように言っても帰ってくれないときや、恐怖を感じたときは、近所の人に助けを求めたり、警察(110番)へ通報しましょう。
  3. 契約した場合は、なるべく当日の現金の支払いを避けましょう。後日の集金をお願いし、信頼のおける方と同席で対応しましょう。また契約してもクーリングオフ(契約解除)や取消ができる場合があります。

 高齢者を消費者被害から守るために、消費生活センター、地域包括支援センター、民生委員さんなど地域の方々と連携して見守りを行っています。困った時は、まずは消費生活センターへご相談ください。

(事例2)チラシを見て引越を申し込んだら高額の代金を請求された!・・・福岡市消費生活センター

相談事例

 投げこみチラシをみて引越業者に連絡をした。一時保管としてトランクルームに運ぶために引越前日に見積もりを頼んだら,10万円と言われ前払いをした。引越当日に,荷物が多いため追加で16万円が必要と言われたが,持ち合わせがないと伝えると,「途中で作業を辞めて帰る。」と言われた。仕方なく残りの代金を友人に借りて払った。2か月後に別の引越業者にトランクルームから同じ荷物を運び出す作業を頼んだら,2万8千円しかかからなかった。前の業者には返金してほしい。(50代男性)

アドバイス

 就職・進学・転勤といった節目の時期には,引越サービスに関する相談が多く寄せられています。トラブルを防ぐために事前に書面で見積もりを依頼し,可能な限り下見に来てもらった上で見積もりを取りましょう。見積もりは複数の業者に依頼し,価格だけでなく,サービス内容も比較・検討しましょう。また,見積もり時に発行される引越約款を必ず確認し,解約条件や紛失・破損などの際の補償内容を事前に確認しましょう。

 見積もり時には内金等を払う必要はありません。代金は荷物を受け取るときに支払いましょう。引越だけでなく,不用品の処分でも同様なトラブルが多発しています。事業者とのトラブルで困った場合には,お住まいの地域の消費生活センターにご相談ください。

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