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福岡県ESG債(グリーンボンド)発行について
福岡県グリーンボンドの発行について
福岡県では、地球温暖化対策実行計画において、長期目標として2050年度までに温室効果ガス排出ゼロを目指し、中期目標として2030年度の温室効果ガス排出量を、2013年度と比べ46%削減する目標を掲げており、県、市町村、事業者、県民が一体となった脱炭素化の取組を進めています。
これらの取り組みを着実に進めていくための資金調達として、昨年度に引き続き、グリーンボンドを発行します。昨年度は、多くの投資家の皆様(74件)からご賛同いただき、発行額200億円を上回る応募をいただきました。また、グリーンボンドの発行を通じた投資家層拡大により、将来の安定的な資金調達に繋げていきます。
1 債券の種類 市場公募債(機関投資家向け)
2 発 行 額 200億円(予定)
3 格 付 け 国債と同格の「A1(安定的)」の格付けを取得
4 主な充当事業
○ 県有施設のZEB※化
○ 太陽光パネルの設置
○ 県有施設のLED照明更新
○ 県有施設の緑化
○ 電動車用充電設備の設置
○ 水害対策、土砂災害対策、高潮高波対策 等
※ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のこと。
福岡県グリーンボンドを発行します [PDFファイル/3.34MB]
サステナブルファイナンス・フレームワーク
債券の発行に際し、資金使途などを明記した発行の取組みを策定しています。
福岡県サステナブルファイナンス・フレームワーク [PDFファイル/707KB]
第三者機関による外部評価の取得
上記フレームワークに対し、第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2021」「ソーシャルボンド原則2023」「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、環境省の「グリーンボンドガイドライン(2024年版)」、金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン(2021年版)」への適合性について、評価を受けています。