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福岡県ごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化計画について
福岡県ごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化計画
福岡県では、1999(平成11)年3月に「福岡県ごみ処理広域化計画」を策定し、市町村等が整備するごみ焼却施設の広域化が図られるよう取り組んできました。
一方で、計画策定当時から福岡県のごみ処理の状況は大きく変化しております。
福岡県では、 「平成29年7月九州北部豪雨」から5年連続で大規模な災害に見舞われ、その度に多量の災害廃棄物が発生しています。通常のごみ処理に加え、災害廃棄物を適正かつ円滑・迅速に処理するため、被災した場合でもごみ処理を継続することができるよう処理施設の強靭化を図るとともに、広域的な連携体制を確保するなど、ごみ処理システムの強化を図 っていく必要があります。
また、旧計画策定当時において2,021千トン(1998(平成10 )年度の総排出量)であった県内のごみ総排出量は、ごみ削減の各種取組の推進により、1,772千トン(2019 (令和元)年度の総排出量)まで減少しています。
今後も、3Rの推進や食品ロスの削減等によりごみの減量が進むと予想され、また、地域によっては人口の減少により更なるごみの減量が進むことで、老朽化した処理施設の維持管理に関する経費の増加等が懸念されます。
こうした状況の変化を踏まえ、より安定的かつ効率的なごみ処理体制の構築を進めるため、福岡県のごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化に関する基本方針を改めて示す「福岡県ごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化計画」を策定しました。
福岡県ごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化計画 [PDFファイル/3.52MB]