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福岡県のあゆみ

更新日:2021年3月1日更新 印刷

古代-アジアとの交流窓口-

 福岡県は、古代、遠の朝廷(とおのみかど)と呼ばれた大宰府政庁や、外国使節の迎賓館である鴻臚館がおかれ、中国大陸や朝鮮半島と我が国の交流の窓口でした。
 中世に入っても、博多の港は中国や朝鮮半島をはじめ、琉球や南海との貿易基地として栄えました。

江戸時代-商業の拠点-

 江戸時代に入ると、木ろうなどの商品作物や博多織、久留米絣、小倉織などの工芸品の生産が盛んになりました。
 多くの街道や港、遠賀川、筑後川の水運が発達し、福岡県は九州の交通の要衝を占めていました。

明治~昭和-石炭、鉄鋼産業の興隆-

 明治から昭和にかけて、筑豊や大牟田で石炭の産出が盛んになり、これを活用して北部に鉄鋼、機械、電気、化学、窯業などを中心とする「北九州工業地帯」が、南部大牟田地区には重化学コンビナートが形成され、日本の近代化と経済発展を支えました。
 第2次世界大戦後は、国の傾斜生産政策と朝鮮戦争による特需景気などにより、鉄鋼、金属、化学などの製造業や石炭産業が隆盛となり、いち早く荒廃から立ち直りました。

高度成長期-エネルギー革命による石炭産業の崩壊-

 昭和30年以降の高度成長期には、本県の工業生産も大きく伸びましたが、同時に進行したエネルギ一革命により、石炭産業が衰退し、筑豊地域は特に深刻な打撃を受けました。
 30年代中期以降は、全国各地で工業団地の整備等が進み、本県の経済は徐々に沈滞し、人口も5年間減少しました。
 40年代中期以降は第3次産業が大きく成長し、福岡市を中心に商業やサービス業の集積が進み、人口は増加に転じました。

現在-九州、西日本、アジアにおける交流拠点をめざして-

 2度のオイルショック以降は、低成長や円高、産業構造の転換の中で、素材型産業の比重の大きい本県経済は厳しい状況になりました。このため、先端成長産業の育成、集積に取り組み、自動車産業、先端半導体、バイオ、ロボットなどの企業立地が進んでいます。
 平成17年には北九州空港が開港し、九州国立博物館が開館しました。23年春には九州新幹線博多~鹿児島中央間が、28年には東九州自動車道北九州市~宮崎市間が全線開通しました。
 アジアをはじめ、世界との交流を促進するために重要な交通基盤の整備、文化機能の強化は着実に進展しています。
 九州の経済や文化、行政の中枢機能の集積が進む中、アジア諸国・世界各地との交流をさらに拡大し、九州、西日本、アジアにおける広域交流都市圏として、一層の飛躍を図っています。

出典:令和2年度県政概要

明治以降の主なできごと

西暦 元号 主なできごと
1871 明治4 ●廃藩置県、初の知事に有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王
●福岡ほか7県を福岡・三潴・小倉の3県に統合
●郵便業務はじまる
1872 明治5 ●学制公布、3県の小学校131校
1873 明治6 ●筑前竹槍一揆が起こる
1876 明治9 ●小倉県、三潴県を統合し、ほぼ現在の福岡県域確定
●秋月の乱が起こる
1879 明治12 ●第1回福岡県会開会
1889 明治22 ●市制・町村制施行、福岡・久留米両市誕生
●九州初の陸(おか)蒸気、博多~千歳川(筑後川)開通
1897 明治30 ●八幡製鉄、遠賀郡八幡村に開業
●福岡市で活動写真初公開、電灯ともる
1899 明治32 ●福岡市で電話業務開始
1903 明治36 ●京都帝国大学福岡医科大学(現 九州大学)設立
1907 明治40 ●福岡市で初めて自動車走る
1909 明治42 ●門司~鹿児島間鉄道開通
1910 明治43 ●福岡市で初めて市内電車走る
1912 大正元 ●飛行機(舞鶴号)福岡城外で九州の空を初めて飛ぶ
1920 大正9 ●第1回国勢調査(県人口2,188,249人で全国第5位)
1923 大正12 ●全国初の県立女子専門学校(現 福岡女子大)福岡市に開校
1927 昭和2 ●普通選挙法による初の福岡県議会議員選挙
1930 昭和5 ●NHK福岡放送局開局
1942 昭和17 ●関門海底鉄道トンネル開通
1947 昭和22 ●初の公選知事誕生
1948 昭和23 ●第3回国民体育大会、福岡県で開催
1949 昭和24 ●福岡学芸大学(現 福岡教育大学)発足
1952 昭和27 ●米国領事館、福岡市に開設
1958 昭和33 ●関門国道トンネル開通
1962 昭和37 ●若戸大橋開通
1963 昭和38 ●北九州5市合併、北九州市発足
1966 昭和41 ●韓国総領事館、福岡市に開設
1972 昭和47 ●福岡市、政令指定都市となる
1973 昭和48 ●関門橋(全長1,068メートル)開通
●九州縦貫自動車道、部分(鳥栖~南関)開通
1975 昭和50 ●国鉄山陽新幹線、岡山~博多間開通
1981 昭和56 ●福岡市営地下鉄、部分(天神~室見)開通
●米国ハワイ州と姉妹提携
●福岡県新庁舎落成
1984 昭和59 ●筑後大ぜき完成
1985 昭和60 ●中国総領事館、福岡市に開設
1986 昭和61 ●飯塚市に九州工業大学情報工学部開設
1987 昭和62 ●中国との間に定期航空路
1988 昭和63 ●県の当初予算1兆円を突破
1989 平成元 ●福岡市でアジア太平洋博覧会開催
1990 平成2 ●第45回国民体育大会開催
●第26回全国身体障害者スポーツ大会開催
1992 平成4 ●第43回全国植樹祭開催
●中国江蘇省と友好提携
●福岡県立大学開校
●オーストラリア領事館、福岡市に開設
●日韓海峡沿岸県市道交流知事会議スタート
1994 平成6 ●異常渇水により県民生活や農作物等に大打撃
●福岡県文化賞創設
1995 平成7 ●ユニバーシアード福岡大会開催
●国際・文化・情報の交流拠点「アクロス福岡」オープン
1996 平成8 ●福祉・女性・人権の活動拠点「クローバープラザ」オープン
●第8回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア福岡’96」開催
●福岡県民スポーツ栄誉賞創設
1997 平成9 国連人間居住センター(ハビタット)福岡事務所開設
●アジア開発銀行福岡総会開催
1998 平成10 ●初の女性副知事誕生
●福岡県の人口500万人を超える
1999 平成11 ●福岡空港新国際線旅客ターミナルオープン
●福岡都市高速道路と太宰府ICが直結
2000 平成12 ●九州・沖縄サミット福岡蔵相会合開催
●アジア・太平洋環境大臣会議in北九州開催
●オーストラリア領事館、総領事館へ昇格
2001 平成13 ●福北ゆたか線電化開業
2002 平成14 ●RDF発電所稼働
2003 平成15 ●いちご「あまおう」本格生産開始
海峡ドラマシップオープン
2004 平成16 ● 第19回国民文化祭・ふくおか2004(愛称:とびうめ国文祭)開催
2005 平成17 ●福岡県西方沖地震発生
九州国立博物館 開館
●第18回全国健康福祉祭ふくおか大会(ねんりんピックふくおか2005)開催
2006 平成18 ●新北九州空港開港
●北部九州自動車100万台生産達成
●タイ・バンコク都との友好提携
2007 平成19 ●インド・デリー州との友好提携
2008 平成20 ●ベトナム・ハノイ市との友好提携
●九州国立博物館で日中韓首脳会議開催
2009 平成21 ●第1回福岡アジアコレクション開催
●ベトナム総領事館、福岡市に開設
●ラーメン用小麦「ラー麦」を使ったラーメン、県産米「元気つくし」販売開始
2010 平成22 ●「子育て応援の店」10,000店舗突破
●福岡県暴力団排除条例施行
九州歴史資料館移転開館
2011 平成23 ●「子育て応援宣言企業」3,000社突破
●九州新幹線鹿児島ルート全線開通
●「グリーンアジア国際戦略総合特区」指定
2012 平成24 福岡県70歳現役応援センター開設
福岡共同公文書館開館
2013 平成25 九州芸文館開館
●「ななつ星 in 九州」運行開始
2014 平成26 ●第1回「福岡駅伝」開催
●FCV(水素燃料電池自動車)販売開始 県庁公用車に導入
2015 平成27 ●「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録
2016 平成28 ●G7北九州エネルギー大臣会合開催
2017 平成29 ●平成29年7月九州北部豪雨災害発生
●「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産登録
●第37回全国豊かな海づくり大会開催
2018 平成30 ●在福岡タイ王国総領事館開設
●「第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会(KOUGEI EXPO)」開催
●本県初のアンテナレストラン「福扇華」がオープン
2019 平成31
令和元
●ラグビーワールドカップ2019日本大会開催
●福岡空港の民間委託開始
●「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」開催
●全国初となる福岡県部落差別解消推進条例施行

出典:「県政のしおり 2020」

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