本文
消防団員に対する教育
更新日:2021年2月8日更新
印刷
基礎教育
任命後経験年数の短い消防団員に対して行う基礎的教育訓練をいい、消防団員として基本的な知識技術を修得し、効果的な消防活動ができる消防団員を養成する。
専科教育
現任の消防団員に対して行う特定の分野に関する専門的教育訓練をいう。
警防科
火災防ぎょ、自然災害及び大規模災害等における消防団の役割と活動要領等について修得し、効果的な消防活動ができる消防団員を養成する。
機関科
道路交通関係法令及びポンプ工学に関する専門的知識を修得し、消防自動車を迅速・的確に運行できる消防団員を養成する。
幹部教育
幹部(主として班長以上の階級にある者をいう。)に対して行う消防団幹部として一般的に必要な教育訓練をいう。
初級幹部科
班長を対象に、火災防ぎょ活動、現場指揮要領を修得するとともに、自然災害の防災対策に関する知識と住民に対する防災指導要領を学び、上司を補佐し、効果的な消防活動を指導できる初級幹部団員を養成する。
指揮幹部科
各種災害発生時における部隊の管理運営及び安全管理知識等を習得し、効果的な消防活動を監督できる指揮者を養成する。
現場指揮課程
原則として部長に対し、災害時における火災防ぎょ、水災活動、救助救命、避難誘導及び情報収集・伝達に係る的確な現場指揮及び安全管理の知識及び技術を修得するとともに、自主防災組織に対して防災指導を行える指揮者を養成する。
分団指揮課程
分団長又は副分団長を対象に各種災害発生時における分団の管理運営及び効果的な現場活動の在り方を深く理解する指揮者を養成する。
上級幹部科
団長及び副団長を対象に、消防団組織の運営管理及び自然災害や大規模災害等の対応を修得するとともに、効果的な消防団活動を管理することができる上級幹部団員を養成する。
特別教育
基礎教育、専科教育、幹部教育以外で、特別の目的のため行うものをいう。
消防操法研修
消防ポンプ操法に関する知識技術を修得し、消防ポンプ操法を指導するとともに実践できる消防団員を養成する。
女性消防団員研修
女性消防団員を対象に、防火防災に関する基本的知識及び初期消火・救命処置技術を修得し、地域の安全・安心に寄与できる団員を養成する。
特別研修
入校予定の消防団と協議の上、教科目及び時間数を決定する。