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【今年度の募集は終了しました。】令和4年度 福岡県防災士養成研修・試験を行います。
事業内容
福岡県では、近年、災害が頻発しています。災害による被害を最小限に抑えるためには、地域ぐるみで防災体制を確立していくことが重要です。その中心的な役割を担うのが、地域の自主防災組織です。自主防災組織では、日頃から地域レベルで、防災意識の普及・啓発、災害時の避難誘導などの防災活動を行っています。
県では、自主防災組織等の活動に参加する方を防災士として養成するため、「福岡県防災士養成研修・試験」を開催します。自主防災組織の活動に参加する意思のある方で、防災士の資格取得を目指す福岡県民の方は、本養成研修・試験にお申し込みください。
※ 本養成研修・試験を受講するには要件がありますので、「3 受講対象者」をご確認ください。
1 防災士とは
自助・共助・協働を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、NPO法人日本防災士機構が認証した人。
<防災士の活動例>
○ 平常時
・ 自主防災組織の組織化、地域における防災知識の普及・啓発、各家庭での防災備蓄・減災対策の呼びかけ、地域の危険箇所の確認、防災訓練への参加・実施 等
○ 災害発生時
・ 高齢者等の避難支援、初期消火活動、負傷者の救出活動、避難所の運営 等
2 日時・会場
※ お住まいのブロック(筑後・北九州・筑豊・福岡)での受講となります。なお、お住まいのブロックにかかわらず、平日の受講を希望される方は、福岡ブロック1を希望できます。
(ブロックが不明の場合は、お住まいの市町村防災担当課にご確認ください)。
(1) 筑後ブロック
日時:令和4年10月29日 土曜日 ・ 30日 日曜日 9時 開始
会場:久留米市三潴生涯学習センター 2階多目的集会室 ※駐車場あり
住所:久留米市三潴町玉満2949-1
(2)北九州ブロック
日時:令和4年11月5日 土曜日 ・ 6日 日曜日 9時 開始
会場:毎日西部会館 9階大ホール ※駐車場なし
住所:北九州市小倉北区紺屋町13-1
(3)筑豊ブロック
日時:令和4年11月12日 土曜日 ・ 13日 日曜日 9時 開始
会場:福岡県立飯塚研究開発センター 2階多目的ホール ※駐車場あり
住所:飯塚市川津680-41
(4)福岡ブロック1
日時:令和4年11月17日 木曜日 ・ 18日 金曜日 9時 開始
会場:福岡県吉塚合同庁舎 8階803号 ※駐車場なし
住所:福岡市博多区吉塚本町13-50
(5)福岡ブロック2
日時:令和4年11月26日 土曜日 ・ 27日 日曜日 9時 開始
会場:福岡県吉塚合同庁舎 8階803号 ※駐車場なし
住所:福岡市博多区吉塚本町13-50
3 受講対象者
以下の(1)~(3)のすべての要件を満たす方。
(1) 福岡県内に居住する福岡県民で、居住地域の自主防災組織の活動に参加する意思のある方。なお、居住地域の自主防災組織のリーダーとして活動が可能と見込まれる18歳以上の者を対象とする。
(2) 下記の全てを行える方。
・受講決定後、本養成研修・試験の受講日までに、消防署等が実施する救命講習を修了すること。
・防災士教本及び履修確認レポートを自主学習して履修確認レポートの提出用紙を本養成研修・試 験の受講日に提出できること。
・本養成研修の全講目を受講し、防災士試験を受験すること。
・試験合格後はNPO法人日本防災士機構に認証登録を行い防災士となること。
(3) 以下の全8項目に同意いただける方。
・福岡県内に居住し、居住地域における自主防災組織の防災活動に参加する意思があること。
・養成研修・試験の受講日までに防災士教本及び履修確認レポートにて自主学習し、研修1日目に 履修確認レポートの提出用紙を記入のうえ提出すること、養成研修は全講目を受講すること、防災 士試験を受験すること、試験合格後は防災士認証登録に関する手続きを全て行い、また、試験に不 合格となった場合も、再度他会場で試験を受けることに承諾すること。
・養成研修・試験の受講日までに、消防署等が実施する救命講習を受講し修了すること。ただし、 やむを得ない理由等で養成研修・試験受講日までに救命講習を修了できない場合は、養成研修・試 験を受講後ただちに救命講習を修了すること。もしくは、過去5年以内に救急救命講習を受講し修 了証を所持していること。
・記載した個人情報は県や居住する市町村が防災士に関する名簿を作成し、養成研修・試験の受講 に関する手続き、研修・訓練・シンポジウム等の防災に関する取組みの開催情報をお知らせする場合 やその実施に関するご協力をお願いする場合、万が一新型コロナウイルスが会場において発生した 場合の感染経路の確認に利用することに同意すること。
・養成研修・試験は、災害発生や新型コロナウイルスの感染状況による影響がある場合や、受講希望 者が少ない等日本防災士機構の定める開催条件に満たない場合等、開催が延期・中止となる可能 性があることに同意すること。
・受講申込書は、受講を決定するものではないことを理解し、受講希望者が多数の場合は、他会場 や次年度以降の受講となる可能性があることに同意すること。
・教本が送付された後、養成研修・試験が中止・延期となった場合において、日本防災士機構から教 本代の返金がないことを承諾すること。
・日本防災士機構の定める個人情報の取扱い(国、自治体及び日本防災士会(本部)から個人情報 の開示要請があった場合、それが防災士制度の目的に適うと認められる場合に、防災士の個人情報 の一部を提供すること 等)に同意すること。
※ 上記要件を満たした場合でも、受講希望者が多数の場合は受講できないことがあります。
※ 受講決定は県において行います。受講決定を受けていない方は受講できません。
※ 防災士養成研修・試験は様々な機関が開催しています、上記要件を満たさず、受けられない場 合は、別の機関が開催する研修・試験にお申し込みください。
4 申込方法
・お住まいの市町村防災担当課でお申し込みください。
・受講決定後は、お住まいの消防署に受講者ご自身で連絡のうえ、防災士資格の取得に必要となる救急救命講習を受講してください。
5 受講費用
・教本代(3,500円)、受験料(3,000円)、認証登録料(5,000円)の計11,500円は受講者のご負担となります。受講決定後に教本代と受講料の納付が必要です。また、試験合格後に認証登録料の納付が必要です。なお、市町村によってはこれらの費用を助成している場合がありますので、お申込み時に市町村にお尋ねください。
・認証登録に必要なカラー証明写真代(縦3.0cm×横2.5cmの2枚)、救急救命講習の修了証のコピー代、交通費や宿泊費、昼食費等の個人にかかる費用については受講者のご負担となります。
6 新型コロナウイルス感染症対策
・受講者は、マスクを着用し、入室時には検温のうえ手指を消毒していただきます。
・体調不良であったり、発熱等がある場合は受講を見合わせていただきます。
・会場は定期的に換気をするため、防寒対策をお願いします。