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令和7年度 京築普及指導センター 活動情報

更新日:2026年2月3日更新 印刷

当普及センターの現地活動を記事にして、随時掲載しています。

活動情報一覧 

No.1 JA福岡京築スイートコーン部会が県庁で販売促進活動

No.2 令和7年度新規就農者のつどいを開催

No.3 水稲の増収に向けた講習会を開催

No.4 苅田小学校の小学生が大豆について楽しく学ぶ

No.5 暑さに克つ米づくりを学ぶ

No.6 キウイフルーツ県産花粉の安定生産に向けて

No.7 担い手生産者の経営発展に向けた支援

No.8 系統栽培の省力化体系の確立に向けて

No.9 集落営農組織の組織間連携に向けた研修会を開催

No.10 大豆の講習会を開催

No.11 京築地域の未来を担う農家の育成を支援

No.12 築上町の下田芳樹氏が令和6年度福岡県大豆作経営改善共進会で優良賞を受賞

No.13 豊前市の河原田営農組合が令和7年度福岡県麦作共励会で優良賞を受賞

No.14 カキカラス被害防止に向けて

No.15 夏秋なす部会栽培技術研修会を開催

No.16 上毛町特産「川底柿」の消費拡大に向けて

No.17 新規就農者や女性農業者等の機械操作技術向上を支援

No.18 みやこ4Hクラブが「ふくおか農林水産漁業体験ツアー」で農業機械の操作体験や地域農産物のPRを実施

No.19 みやこ4Hクラブが産業祭で地域農産物のPR販売を実施

No.20 京築管内の4Hクラブ員がほ場視察会を開催

No.21 夏秋なす部会反省会を開催

No.22 就農相談・支援の極意を伝授

No.23 京築地区花卉生産振興大会が開催される

No.24 労働力確保に向けた新たな手法と制度を学ぶ​

No.1 JA福岡京築スイートコーン部会が県庁で販売促進活動

美味しいスイートコーンをお届けします​

 

JA福岡京築スイートコーン部会は、部会員30名で12.4ヘクタールの作付けを行っています。ゆうパックでの注文を主体に、消費者に直接新鮮なスイートコーンをお届けする、特徴ある販売を行っており、部会員一丸となって品質の向上に力をいれています。

スイートコーンの出荷開始目前となった5月26日に、スイートコーン部会長およびJA職員が福岡県農林水産部長及び関係各課を訪問し、今年の生育状況の説明と共に、甘くて美味しいスイートコーン「京築の恵み」のPRを行いました。また、2年ぶりに県庁ロビーでの対面販売を実施し、県庁職員をはじめ一般の来庁者にも京築のスイートコーンの魅力を知ってもらう良い機会となりました。

今後はスイートコーン祭り等のイベントを通して更なるPRを行っていきます。また、本年のゆうパックの出荷開始は6月2日からで、14,000ケースの出荷を目指しています。 

普及指導センターでは、関係機関と協力し、高品質のスイートコーンを安定的に生産できるよう、引き続き支援を行っていきます。​

No.1 JA福岡京築スイートコーン部会が県庁で販売促進活動 [PDFファイル/219KB]

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No.2 令和7年度新規就農者のつどいを開催​

関係機関・先輩農家と連携し、新規就農者定着を支援

 京築地域農業・農村活性化協議会担い手部会では、新規就農者及び就農希望者を対象に、毎年新規就農者のつどいを開催しています。つどいでは、就農後の農地確保や資金に係る支援策についての情報提供に加え、先輩農家と意見交換できる機会を設けており、今年度は令和7年6月27日に築上町で開催し、新規就農者5名、就農予定者1名の計6名が参加しました。

 まず、青年農業士の株式会社ファーム赤松の赤松健人氏を講師に、現地視察と併せて講演、意見交換を行いました。

 赤松氏は、雇用就農を経て親元就農した経験から、雇用就農中に学んだこと、親元就農してからの気づき、今後の展望等について講演いただきました。農業、特に契約出荷において、信用・信頼を得ることの重要性と、常に自身の労働を給料換算し意識すること等、赤松氏ならではの経験と見識を聞く良い機会となりました。

 その後、指導農業士や4Hクラブといった先輩農家、関係機関との意見交換の時間を設けました。

 参加した新規就農者からは、機械や資材などの初期投資負担や労働力の確保に係る質問が出されました。先輩農家からは、「まずは無理のない自身のキャパの範囲内で全力で頑張ってみてから投資を検討すること」や「普段から情報発信すること、地域や先輩農家に伝手をつくることで情報も入ってくる」といった具体的なアドバイスを受け、「とても参考になった、良い意見交換ができた」との声が多く聞かれました。

 普及指導センターでは、就農希望者の支援や新規就農者の定着促進に対し、関係機関と連携し引き続き支援を行っていきます。

No.2 令和7年度新規就農者のつどいを開催 [PDFファイル/228KB]

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No.3 水稲の増収に向けた講習会を開催

京築管内は水田農業が主体の地域であり、約5000haの水稲が作付けされています。6年産は、近年問題となっていたイネカメムシの被害を効果的な防除対策により最小限に抑えることができましたが、猛暑の影響で収量は例年より低くなりました。地域の農業者からは、昨今の米不足の状況もあり、収量を回復するための対策が強く求められていました。

そこで、7年産の取組として水稲の収量確保に向けた講習会を6月23日と25日に行橋市内の4か所で開催したところ、農業者50人が参加しました。

普及指導センターから6年産水稲の反省と7年産の増収に向けた栽培管理として、中干しから収穫期までの水管理、穂肥の施肥量と施肥時期、イネカメムシの発生状況や防除について説明しました。そのほか、熱中症予防と農作業安全についても注意喚起しました。JA福岡京築からは、実際の水稲の分げつを数える方法や中干しの重要性、畦畔の除草の省力化につながる除草剤体系の紹介がありました。講習会後は農業者と共に現地ほ場も見学して、実際に水稲を見ながら現在の生育状況を確認しました。

普及指導センターでは、今後も関係機関と連携した講習会の開催や現地指導により、水稲の安定生産に向けた支援を行っていきます。

07 京築 003 水稲の増収に向けた講習会を開催 [PDFファイル/140KB]

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No.4 苅田小学校の小学生が大豆について楽しく学ぶ

令和7年7月2日、苅田町立苅田小学校の3年生約100名を対象に総合的な学習の一環として、普及指導センター職員が大豆についての授業を行いました。

授業では、福岡県での大豆の生産量や大豆から作られる食べ物、福岡県農林業総合試験場が開発した新品種「ふくよかまる」の特徴、大豆の育て方や大豆栽培で使用する機械(トラクター)について、写真やグラフを使いわかりやすく説明しました。

授業の中で行われた大豆に関するクイズ形式の説明については、生徒が回答の正誤に一喜一憂する姿がみられました。また、生徒からは新品種「ふくよかまる」に関して、栽培時期や、味、収穫方法等の様々な質問が出され、今回の授業を受けたことで大豆についての関心が高まった様でした。

普及指導センターは今後も次世代を担う子供たちに、地域農業への理解を深めるための支援を行っていきます。

07 京築 004 苅田小学校で小学生が大豆について楽しく学ぶ [PDFファイル/200KB]

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No.5 暑さに克つ米づくりを学ぶ

豊築集営連が水稲増収のための研修会を開催

7月8日に、豊築地域集落営農組織連絡協議会(豊築地区の集落営農組織42組織が加入)主催で水稲の栽培技術向上による増収を目指した研修会が開催され、各組織の役員、関係機関49名が参加しました。多くの組織が水稲を栽培していますが、6年産では夏季の異常高温による肥料不足や水不足で、収量はかつていないほど低下しました。

そこで、本研修会では、水稲の専門家であるJA福岡京築 尾形氏を講師に招き、「暑さに克つ米づくり」と題して講演が行われました。講師からは、水稲の生理生態の基礎から始まり、良食味米と増収はつながっており、充実の良い米づくりが増収に向けたポイントであるとの説明を受けました。今からできる増収技術として、中干しや溝切といった水管理や、高温年は基肥一発肥料でも追肥をするなど写真やデータを用いて紹介があり、参加者は真剣な顔で説明を聞いていました。

次に、普及指導センターからは、管内での水稲の生育状況と出穂予想、病害虫の発生状況について説明しました。また、全国で問題となっている熱中症の予防対策についてパンフレットを用いて紹介しました。

参加者からは、「高温時は追肥が必要となるときがあることがわかった」「中干しの時期と重要性がわかった」などの感想が聞かれました。

普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、農業現場の抱える課題に対応した研修会の開催や農作業事故防止に関する情報提供を行っていきます。

07 京築 005 暑さに負けない米づくりを学ぶ [PDFファイル/144KB]

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No.6 キウイフルーツ県産花粉の安定生産に向けて

 

県では、高価格な輸入花粉から脱却し、持続可能なキウイフルーツの生産を実現するため、県産キウイ花粉の産地を育成する取り組みを進めています。

キウイフルーツは着果を安定させるため、これまで輸入花粉を使用して人工授粉を行っていましたが、近年は輸入花粉の価格高騰やかいよう病感染の懸念から、未発生地での国内産花粉の生産・供給への期待が高まっていました。

このため、かいよう病未発生地の行橋市において、株式会社ふるさぽ新田原が県の委託を受け、キウイフルーツ雄木苗を定植し、キウイフルーツの花粉生産に取り組んでいます。

令和7年7月3日、株式会社ふるさぽ新田原、JA福岡京築、普及指導センター他、県の関係者が集まり、雄木の栽培管理や花粉の効率的な精製方法について協議するため、検討会を開催しました。検討会では、枝の仕立て方や花粉精製時の環境整備等について、活発な意見交換を行いました。

普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、県産花粉の安定生産に向けて取り組んでいきます。

07 京築 006 キウイフルーツ花粉の安定生産に向けて [PDFファイル/140KB]

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No.7 担い手生産者の経営発展に向けた支援

 先進地視察研修会を開催

生産者の高齢化が進展する中、京築地域の将来を担う生産者の経営発展は重要な課題となっています。このため、京築地域農業・農村活性化協議会担い手部会では、加工販売や雇用導入を行っている管内生産者を対象に、多角経営をさらに発展させるための手法や労働の安定的な確保をテーマとした先進地視察研修を令和7年7月24日に開催しました。

視察先は、観光農園や直販・カフェを組み合わせた多角経営の展開や女性が働きやすい職場づくりで注目されている、久留米市の中村果樹園フルトリエへ伺いました。

この果樹園では、カフェ内に小さな子供が遊べるスペースや、園地内のバリアフリー化、愛犬同伴での入場可能時間の設定など、様々なニーズに応えられる園地を整備していました。また、8割以上を占める女性従業員のための保育士と保育スペースを会社負担で設置していることなどについて代表の中村氏から説明を受けました。

これらの取り組みにより、今まで観光農園に訪れていなかった新たな客層の確保や産休・育休後の従業員の継続雇用が可能となったとのことでした。

 参加した10名の生産者からは、「どの取り組みも素晴らしく、経営の考え方など非常に参考になった」「販売や雇用の面で視野が広がった」「女性ならではの視点が活かされており、勉強になった」といった感想が聞かれ、刺激となった様子でした。

普及指導センターは、今回の研修で得られた知見を活かし、担い手生産者の経営発展に向けた支援を継続していきます。

No.7 担い手生産者の経営発展に向けた支援 [PDFファイル/268KB]

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No.8 ケイトウ栽培の省力化体系の確立に向けて

 京築地域は、県内一のケイトウの産地で、お盆出荷作型を中心に生産が行われています。ケイトウの栽培管理作業において、労力を要する作業は、苗の定植と収穫・調製作業で、全作業時間の約7割を占めています。
 普及センターでは、これらの作業の省力化を図るため、昨年度はヘッジトリマーを用いた一斉収穫法の展示ほを設置し、収穫・調製作業効率が慣行の手収穫に比べ、約3.5倍向上することを明らかにしました。
 今年度は、定植作業の省力化を目的に、半自動野菜苗移植機の改良版を用いたケイトウ苗の機械定植の展示ほを設置しました。
 6月3日に、築上郡上毛町の生産者ほ場で苗の機械定植を実施したところ、所要時間は慣行の手植え時間より若干長くなりましたが、手植え時のしゃがんだ姿勢に起因する身体的な負荷を軽減できることが明らかになりました。本移植機で定植した苗は、手植え区と同様、順調に生育し、7月末に収穫期を迎えました。今回機械定植を実施した生産者は、本移植機を購入する意向を示されています。
 普及センターでは、JA福岡京築と連携して、この機械定植技術を一斉収穫法と併せた省力化技術として現場への導入を推進し、ケイトウの生産面積拡大を図っていきます。

07 京築 008 ケイトウ栽培の省力化体系の確立に向けて [PDFファイル/323KB]

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No.9 集落営農組織の組織間連携に向けた研修会を開催

令和7年8月6日に、京築地域農業・農村活性化協議会水田農業振興部会の主催で、集落営農組織の人材育成に向けた研修会が開催されました。

研修会では、豊後大野市の農事組合法人グリーン法人中野 和田代表とJA全農ふくれん 花木次長を講師に招き、大分県の集落営農法人が取り組んでいる組織間連携の取り組みについて講演が行われました。 

和田代表からは、近隣法人との間で行っている農業機械作業が可能な人材の派遣や機械の共同購入といった組織間連携について話がありました。グリーン法人中野では組織間連携でコスト低減につながったほか、高齢化する組織や担い手不在の地域の受け皿として規模拡大も進んでいました。

花木次長は、以前に大分県で集落営農法人の支援に取り組まれており、前述のグリーン法人中野を含む法人同士の連携につなげた事例について説明がありました。集落営農法人に対し組織間連携を提案し、各法人の課題の洗い出しと営農計画の見える化を図ったことで、法人同士が協力できる作業を見つけて連携につながっていました。

当日は90名を超える出席者があり、参加者は真剣な様子で講演を聞いていました。参加者からは「連携の件は非常に参考になった」「中山間地域でこれだけの取組ができているのは参考になる部分が多い」「収入がないと次の担い手がいないことを再確認できた」などの感想が挙がり高い関心を伺うことができました。

普及指導センターは今後も集落営農組織の維持に向けた支援に取り組みます。

07 京築 009 集落営農組織の組織間連携に向けた研修会を開催 [PDFファイル/193KB]

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No.10 大豆の現地講習会を開催

8月7日と8日に、JA福岡京築大豆部会管内4か所で現地講習会を開催し、約60名の生産者が参加しました。

管内で約700ha栽培されている大豆は、昨年度、夏季の干ばつやハスモンヨトウ等の害虫の多発で過去に例がないほどの減収となりました。

このため、県育成品種「ふくよかまる」に全面更新となった7年産は、品種特性を活かした早播きを推進し、地下部の充実による干ばつ対策を講じてきました。

一方で、ハスモンヨトウ等は昨年よりも早くから多発しており、被害の拡大が懸念されることから、今回の講習会では、害虫対策を重点的に指導しました。

参加した生産者は、現地圃場で害虫や被害葉の実物を見ながら受講したことで、今後の防除に向けて理解が深まった様子でした。

普及指導センターでは、今後も引き続き現地指導を行い、収量・品質の確保による農家所得の向上を目指していきます。

07 京築 010 大豆の現地講習会を開催 [PDFファイル/139KB]

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No.11 京築地域の未来を担う農家の育成を支援

京築地域担い手経営管理研修会を開催

農家の高齢化により、地域農業を担う農家の減少が深刻化しており、管内においても若手農家を中心に栽培技術だけでなく経営管理能力の習得・向上が喫緊の課題となっています。そこで、令和7年8月7日、普及指導センター主催で京築地域担い手経営管理研修会を開催しました。本研修会は、JA福岡京築いちご部会、レタス部会、ブロッコリー部会の合同研修会として開催し、16名の農家が参加しました。参加した農家は、就農10年未満の方が多く、年齢層としては40~50代が中心でした。

今回は就農・離農コンサルティングの原田公認会計士を講師とし、経営管理の基礎から、規模拡大や法人化といった経営発展のポイントまで、幅広く講義していただきました。

参加農家からは、「経費を生産部門と販売部門に区別することで経営課題をより明確化できることがわかった」、「品目ごとの管理会計が参考になった」といった今後の経営に活かされる前向きな意見が聞かれました。

 一方で、労務管理やブランディングといった内容の研修を希望する声も聞かれ、今後の研修会の企画に反映していきます。

 普及指導センターでは、引き続き、意欲ある担い手農家を支援し、産地の維持・振興に努めていきます。

No.11 京築地域の未来を担う農家の育成を支援 [PDFファイル/193KB]

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No.12 築上町の下田芳樹氏が令和6年度福岡県大豆作経営改善共進会で優良賞を受賞

令和7年10月29日、筑紫野市文化会館にて令和6年度福岡県大豆作経営改善共進会表彰式が行われ、築上町の下田芳樹氏が農家の部で優良賞(福岡県米麦品質改善協会会長賞)を受賞しました。

本共進会は、大豆の生産振興を図るため、生産技術及び経営改善の面から先進的で他の範となる経営体を表彰する目的で毎年開催されています。

下田氏が営農している築上町椎田地区は、粘土質土壌で排水不良かつ地力が低い条件不利な圃場条件ですが、大豆連作を避けるための圃場ローテーション(水稲-水稲-大豆)、適期播種を行うための排水対策(周囲溝・弾丸暗渠の施工)の徹底、ペレット鶏糞を利用した追肥等に取り組むことで高収量・高品質を達成されました。

経営面では、圃場毎の作業内容や労働時間を営農支援システムKSASに記録し、作業の進捗状況等を「見える化」することで無駄のない経営を図るとともに、収穫前と収穫後の機械メンテナンスを実施することで耐用年数よりも長い稼働時間を実現しています。また、地域の農地の受け皿となって耕作放棄地を発生させない役割を果たしていることも評価されました。

普及指導センターでは、今後も大豆の安定生産や省力化、農業者の経営改善に向けた支援を行っていきます。

07 京築 012 築上町の下田芳樹氏が令和6年度福岡県大豆共進会で優良賞を受賞 [PDFファイル/204KB]

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No.13 豊前市の河原田営農組合が令和7年度福岡県麦作共励会で優良賞を受賞

令和7年10月29日、筑紫野市文化会館にて令和7年度福岡県麦作共励会表彰式が行われ、豊前市の河原田営農組合が集団の部で優良賞(福岡県米麦品質改善協会会長賞)を受賞しました。

本共励会は、麦の生産振興を図るため、生産技術や経営改善の面から創意工夫を持ち、先進的で他の範となる経営体を表彰する目的で毎年開催されています。

河原田営農組合は、農業者3名と少人数でありながら、河原田・永久・薬師寺の3集落で小麦8.0ヘクタール、大麦2.1ヘクタールを栽培しており、遊休農地の解消や未整備田の借り入れにも力を入れるなど、地域の農地の受け皿となっています。

生産技術面では、近隣の畜産農家との耕畜連携による牛糞堆肥施用による土づくりの実施や排水対策(周囲溝・弾丸暗渠)の徹底、農薬散布用ドローンによる赤かび病防除に取り組み、収穫時の降雨が多い年でも、高収量・高品質な麦を生産しています。

経営面では、圃場を集約化し、ブロックローテーションすることで移動に係る時間や燃料代等の無駄なコスト削減に努めています。また、後継者も営農活動に参画させることで、人材育成に力を入れるなど、地域の農業振興に大きく貢献している点も評価されました。

普及指導センターでは、今後も麦類の安定生産や省力化、農業者の経営改善に向けた支援を行っていきます。

07 京築 013 豊前市の河原田営農組合が令和7年度福岡県麦作共励会で優良賞を受賞 [PDFファイル/184KB]

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No14 カキ「秋王」のカラス被害防止に向けて

新田原果樹部会フルーツ研究会では15名で「秋王」の栽培に取り組んでいます。

「秋王」の栽培では毎年カラス被害に悩まされており、防鳥ネット・テグス設置などの対策をとっています。しかしながら隙間を見つけて侵入・加害されていることから、抜本的対策が必要と考え、AIによるカラス忌避装置「Crow-AI」を試験導入しました。

「Crow-AI」は2台のカメラを装備し、カメラでカラスの姿を発見すると、忌避効果のある音を発報する装置で、従来の忌避音を定期的に鳴らす方法に比べ、カラスが忌避音に慣れることがなく効果が持続する点が特徴です。

本装置の設置によりカラスによる被害は全く確認されず、カメラの撮影データにも侵入しようとするカラスは確認されませんでした。設置農家からは「設置当初、何度か発報があったが、その後耳にすることは少なかった」「近くにカラスを全く見かけない」といったことも聞かれ、効果の高さを実感することができました。

本装置はカキだけでなく、他品目でも効果が高いと思われるため、利用拡大を検討していきます。

普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、果樹の鳥獣被害防止に向けて取り組んでいきます。

No.014 カキカラス被害防止に向けて [PDFファイル/336KB]

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No.15 夏秋なす部会栽培技術研修会を開催

京築管内では約140アールの夏秋なすが作付けされており、県内でも有数の産地です。令和7年産は早期のほ場準備により適期定植がなされ、初期生育が確保されたことで、昨年産より生産量が約2割増加しました。一方、近年特有の猛暑と豪雨により、果実での病害発生が散見されたため、生産者から病害対策について勉強したいという声が多数上がりました。

そこで、10月23日にJA福岡京築と連携し、病害対策をテーマに研修会を開催しました。

普及指導センターからは、病害が発生するメカニズムや農薬の効果的な使用方法、病害の発生しにくいほ場管理について説明しました。

研修会後は、普及員、JA営農指導員および生産者で意見交換を行い、生産者の病害対策に関する知識および意欲向上を図りました。

普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、研修会の開催や現地指導を行い、夏秋なすの安定生産に向けた支援を行っていきます。

No.15 夏秋なす部会栽培技術研修会を開催 [PDFファイル/185KB]

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No.16 上毛町特産「川底柿」の消費拡大に向けて

上毛町は特産「川底柿」の消費拡大を目指して、町内の4つの小学校で10月24と27日に食育授業を行いました。

授業は普及センター職員と太平柿研究会役員が講師となって、「川底柿」について普及センターから紹介し、おいしく食べるための渋抜き方法を研究会役員が実演する形で行われました。

生徒達には渋抜きした柿と渋抜きしていない柿を食べ比べて、「川底柿」のおいしさと渋柿の渋さを感じてもらいました。

渋抜きする柿は名札を付けて、ビニール袋に入れて渋抜き処理をして、教室の隅において4日後に袋を開けてそれぞれ持ち帰るようにしました。

生徒からは「どうして甘くなるのか?」「柿の収穫をさせてほしい」「甘いかどうか見分ける方法は?」など多くの質問が出されました。

これからも普及センターは、食育をはじめとしたカキの消費の拡大に向けて取り組んでまいります。

No.16 上毛町特産「川底柿」の消費拡大に向けて [PDFファイル/191KB]

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No.17 新規就農者や女性農業者等の機械操作技術向上を支援

京築普及指導センターでは、これまで新規就農者に向けた営農基礎講座や女性農業者を対象とした先進地視察などを開催してきました。

この一環として、令和7年11月6日に豊前市で京築管内の新規就農者および女性農業者を対象とした農作業安全・農業機械研修を、JA福岡京築が主催する農業塾と共催しました。

研修会では、普及指導センターから県内で発生している農作業事故の実態や発生予防対策を説明。加えて、農業機械メーカー職員から草刈り機と管理機を使ったメンテナンスの手法を解説していただいた上で、実技指導を受けました。

参加した14名の新規就農者や女性農業者等からは、「機械を使ってはいるが知らなかったメンテナンス方法が聞けて良かった」や「細かな注意点、怪我の恐さ、作業に対しての安全意識が高まった」など、役に立ったとの声が多く聞かれました。

普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、新規就農者や女性農業者等の農作業技術向上を支援していきます。

No.17 新規就農者や女性農業者等の機械操作技術向上を支援 [PDFファイル/195KB]

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No.18 みやこ4Hクラブが「ふくおか農林漁業体験ツアー」で農業機械の操作体験や地域農産物のPRを実施

行橋市、苅田町、みやこ町の若手農業者14名で構成されるみやこ4Hクラブが、11月2日にみやこ町で「ふくおか農林漁業体験ツアー(食の安全・地産地消課企画)」を開催し、農業機械の操作体験や地域農産物のPR活動を実施しました。

当日、会場には大人とこどもを合わせて19名の参加者が訪れ、午前は10種類の農業機械の操作を体験するとともに、午後はみやこ町産のジビエや野菜を用いたBBQや加工品のPRなどを実施しました。参加者からは「農業機械に乗る機会はあまりないのでいい体験ができた」「ジビエに抵抗があったが、実際に食べてみるとおいしかった」などの声を聞くことができ、農業や地産地消への関心を高めることに繋がりました。

普及指導センターは、今後も地域農産物をPRできる地域マルシェや体験ツアー等の開催情報を4Hクラブ員に提供するとともに、消費者との交流を促すことで生産意欲の向上や地産地消につながる取組を支援していきます。

07 京築 018 みやこ4Hクラブが福岡農林漁業体験ツアーで農業機械の操作体験や地域農産物のPRを実施 [PDFファイル/235KB]

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No.19 みやこ4Hクラブが産業祭で地域農産物のPR販売を実施

行橋市、苅田町、みやこ町の若手農業者14名で構成されるみやこ4Hクラブが、11月15日~16日にみやこ町犀川で開催された「第18回みやこ町産業祭 よってこ犀祭inみやこ」に出店し、クラブ員が生産した農産物等の販売を行いました。

当日、会場では特産品等の販売やステージでのイベントが行われ、みやこ町内外から多くの人が訪れました。みやこ4Hクラブのブースにはブロッコリーや白ネギ、柿、新米など計10種類もの農産物が店頭に並び、安くて新鮮な農産物を買い求める来場客で賑わいました。クラブ員からは「4Hクラブや地域農産物について知ってもらう良い機会になった」、来場客からは「甘うぃについて初めて知って勉強になった」「地元で採れた新鮮な野菜を買うことができて嬉しい」などの声を聞くことができ、地域農産物のPRと消費拡大につながりました。

普及指導センターは、今後も地域農産物のPRや消費者との交流ができる地域マルシェ等の開催情報の提供や出店支援を行うことで、クラブ員の生産意欲の向上を図るとともに、地産地消を推進していきます。

No.19 みやこ4Hクラブが産業祭で地域農産物のPR販売を実施 [PDFファイル/230KB]

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No.20  京築管内の4Hクラブ員がほ場視察会を開催

京築地域の若手農業者で構成されるみやこ4Hクラブと築上4Hクラブが合同でクラブ員のほ場を視察しました。

毎年行っているクラブ員ほ場視察ですが、今回は、今年加入された2名のクラブ員が栽培しているブロッコリーと麦のほ場を訪問し、意見交換を行いました。意見交換では、新規クラブ員から作型・経営状況の説明が行われ、先輩クラブ員からは、「自家育苗しているのか」という質問や「育苗ハウスは自家施工できる」、「ブロッコリーの刈り取り位置はもう少し高くても良い」といったアドバイスが活発に行われました。また、新規クラブ員からも先輩クラブ員へ「肥料が高いが、安く済む方法はないか」、「規模を広げる際の人材確保はどうしたら良いか」などの質問が出され、とても有意義な時間となりました。

普及指導センターは、今後も4Hクラブ員への活動支援や情報提供を行っていきます。

No.20 京築管内の4Hクラブ員がほ場視察会を開催 [PDFファイル/260KB]

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No.21 夏秋なす部会反省会を開催

生産者の意欲向上に向けて

JA福岡京築夏秋なす部会は、33名で約140アールのなすを生産しています。新規者からベテランまで、精力的に栽培に取り組んでいますが、近年は夏場の猛暑と乾燥により、アザミウマ類や日焼け果の発生に苦しんでいます。

令和7年度産についても、7月から10月までの猛暑の中で出荷を行い、12月10日にはJA福岡京築と連携して栽培反省会を開催しました。普及センターからは、各種障害が発生しやすい条件を解説し、乾燥時の定期防除と薬剤の選択方法について説明しました。また、今年度に実証試験を行った、黒マルチ上への稲わら被覆による地温抑制、不良果抑制技術を紹介し、適切な対策が取れるように促しました。

 参加した生産者からは「稲わらの被覆量はどのくらいか」等、今後の技術導入に対する質問があり、生産者の対策への意識の高まりと意欲向上に繋がりました。

普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、生産課題の対策となる栽培技術の確立と普及を行っていきます。​

No.21 夏秋なす部会反省会を開催 [PDFファイル/235KB]

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No.22 就農相談・支援の極意を伝授!

 京築地域新規就農支援体制強化研修会を開催

 昨今、栽培技術に関する知識に加え、経営開始に必要な農地や自己資金の確保が不十分にも関わらず、就農後に経営状況が不安定となる事案が発生しています。

 京築地域農業・農村活性化協議会担い手部会では、このような事案を防止するため、関係機関すべてがWEBを活用して就農相談に参画し、就農希望者の情報を共有することで就農にあたっての課題解決を一体となって支援するワンストップ就農相談窓口を創設したところです。

 さらに新たな体制下における相談対応のスキル向上が求められていたことから、令和8年1月21日にNPO法人熊本県就農支援機関協議会の平岡事務局長を講師に招き、「相談対応の極意」と題して、相談者への接し方や心得・注意点等、長年の経験から実体験を交えて講演いただきました。

 講師のパワフルな講演に、「楽しく聞けて印象に残る講演だった」といった意見があった一方、「就農相談という名の人生相談にプレッシャーを感じている」や「ケースバイケースの相談対応に苦戦している」といった日頃の悩みも聞かれました。

 参加者から聞かれた課題を解決し、今後、就農相談に対応していくためには、各関係機関での役割分担や連携強化を徹底することで、互いの不安や負担をカバーしていく必要があることから、普及指導センターは、関係機関の連携役となり、担い手確保・定着に向けた支援を継続していきます。

No.22 就農相談・支援の極意を伝授 [PDFファイル/224KB]

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No.23 京築地区花卉生産振興大会が開催される​

1月23日、JA福岡京築と花卉部会が「花卉栽培で1,000万円を目指して!」をテーマとし、生産振興大会を開催しました。

大会では、JA担当職員が管内の主要品目であるホオズキ、ケイトウ等の生産概況を説明した後、宮若市でキクやシャクヤク、花木切り枝等の少量多品目生産に取り組んでいる渡邊氏とみやこ町で約50aのホオズキを栽培している木下氏が事例発表を行いました。

渡邊氏は、自分で流通量や市場販売価格を調整できるニッチな品目として「ノゲイトウ」に着目し、商品化・有利販売を行っていった経緯や他の花卉品目との収益性の比較等を発表。木下氏は、ホオズキを主体とする花卉生産を開始した後、「頭の中で考えるだけでなく書きだすこと」で、問題点を明確化し作業を効率化してきたことに加え、省力機械への投資や必要に応じた臨時雇用の重要性を訴えました。

また、大会後半では、京築産花卉の主要出荷先である名古屋、大阪の市場関係者によりニーズが高い花卉品目の紹介等も行われました。
本大会に出席した生産者と発表者の間では、ノゲイトウの栽培方法やホオズキの効率的な作業に関して熱心な質疑応答が交わされ、「若手生産者2名の講演を聴き、花卉生産を行っていくうえでのヒントや刺激を受けることができた」といった声を多く聴くことができました。
普及指導センターは、これまで取り組んできた猛暑等異常気象条件下での安定生産技術の確立や労働負荷軽減に資する省力化技術の導入推進に加え、今後は農繁期に短期雇用を活用するための作業マニュアル等を整備することで、花卉販売額1,000万円の生産者育成を支援していきます。

No.23 京築地区花卉生産振興大会が開催される [PDFファイル/210KB]

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No.24 労働力確保に向けた新たな手法と制度を学ぶ

短期雇用導入研修会を開催

管内では、高齢化等による担い手不足が進み、労働力確保が大きな課題となっています。そこで、管内の農業者に短期雇用確保ツールを紹介し、活用を広めることを目的として、令和8年1月27日に研修会を開催しました。当日は、新たに雇用導入を検討する農業者及び関係機関、計42名が参加しました。

研修会では、まず社会保険労務士の中村雅和氏から、「短期雇用における労務管理の注意点」と題し、農業の労務管理の特徴や短期雇用する際に必要な手続きについて講演していただきました。

次に、JA福岡県中央会の石井規揮氏から、「1日農業バイトアプリデイワーク」の活用のポイントや操作方法について説明していただきました。

参加者からは、労務管理やデイワークの活用についての質問が積極的に出され、研修終了後は、「短期雇用に必要な手続きがわかった」、「今後、デイワークを活用したい」などの声が聞かれました。

京築普及指導センターでは、今後も雇用労働力の確保をはじめ、経営安定に必要な課題を解決するための支援を行っていきます。

No.24 労働力確保に向けた新たな手法と制度を学ぶ [PDFファイル/167KB]

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