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イチゴ生産環境改善研修研修会を開催
更新日:2025年11月13日更新
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ハウス環境計測を基にした適正管理によるイチゴの安定生産
南筑後地域営農推進協議会では、市町やJAと連携して10月10日に「イチゴ生産環境改善研修会」を開催し、生産者および関係者の計22名が参加しました。本研修は、収量および品質の向上を図るため、ハウスの環境改善に関する知識の習得を目的としました。
研修会では、株式会社ニッポーの深田氏を招き、『環境計測と制御』について講演して頂きました。土壌水分や吸水状態の把握の仕方、日射量や温度およびCO2と光合成との関係、新しい『CO2局所施用』の紹介に加えて、測定データの活用方法など幅広く興味深い講演でした。
研修会終了後の意見交換会では、有益な情報を得ようと講師に多くの質問が寄せられました。さらに、栽培管理に必要な設備の情報提供や再度の開催を希望するなどの意見も出ました。アンケートにおいても、ほとんどの生産者の方が栽培の参考になったと回答し、有意義な機会となりました。
普及指導センターは、今後も生育と環境計測を基にした適正管理によるイチゴの安定生産を目指します。


