本文
大豆の難防除雑草を叩く!!(南筑後普及指導センター現地情報No.21)
更新日:2025年9月10日更新
印刷
畝間除草剤散布機「大豆Zバー」の現地講習会を開催
令和7年8月22日に大木町で、大豆の難防除雑草対策を目的として、「大豆Zバー」を用いた除草剤畝間散布の現地講習会を開催し、農業者および関係者、合わせて約20名程度が参加しました。
「大豆Zバー」とは、大豆の畝間に除草剤を効率的に散布するための乗用管理機専用のアタッチメントです。作業時期に当たる夏場であっても楽に作業でき、圃場条件に左右されず散布位置を保つため、大豆の葉に対する薬害を低減できます。
現地講習会では、大豆Zバーを実際に装着するところから始まり、ほ場で実演をしながら参加者同士で意見交換を行いました。実際に使用した農業者からは、「3畦播きより5畦播きの方が効率的である」、「正常な位置に散布できているか、前方(特に散布部)をしっかり見て作業する必要がある」など、導入を前提とした意欲的な意見交換がなされました。
普及指導センターは、関係機関と連携して新技術を普及し、農作業の効率向上を推進することで、普通作経営の安定化を目指します。

