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高品質米・大豆の生産に向けて(南筑後普及指導センター現地情報No.3)
更新日:2025年6月9日更新
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令和7年産「元気つくし」および大豆の播種前栽培講習会を開催
令和7年5月16日に大木町のJA福岡大城本店で、管内の米・大豆生産者を対象に、講習会が開催されました。講習会は、第一部が元気つくし栽培講習会で、第二部が大豆の播種前講習会と、二部構成で行われました。
JA全農ふくれんの担当者からは県内外の集荷状況や国内の需要状況、実需者の意向など、米・大豆情勢に関する情報提供、各メーカーからは、栽培こよみに新たに掲載した農薬や除草剤の効果および使用方法について動画を交えた紹介を受けました。
また、普及センター職員は、高品質の「元気つくし」・大豆生産を目的とした栽培講習会を行いました。令和6年産の生産概況を説明した後、令和7年度の栽培こよみの変更点を中心に説明しました。さらに米・大豆の栽培に関するポイントについて試験および収量データを交えながら説明しました。
質疑応答では、「基肥一発施肥と分施ではどの程度収量が変わるのか」など具体的な質問があり、増収に対する関心の高さが伺えました。
今後も、当センターは関係機関と連携し、水稲・大豆の高品質安定生産とともに、生産者の経営改善に向けた支援を継続していきます。

