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米麦大豆の収量・品質向上を目指して(南筑後普及指導センター現地情報No.2)
更新日:2025年6月6日更新
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JA 柳川 令和7年産栽培講習会を開催
JA柳川は、令和7年産水稲・大豆・小麦・大麦栽培講習会を令和7年5月13日に開催し、管内の生産者および関係機関合わせて全6地区で約100名が参加しました。
講習会では、普及指導センターから栽培こよみを基に、収量・品質向上に向けた栽培管理のポイントについて講義しました。
水稲では、施肥量の調整や水管理の徹底について、大豆では、土壌条件と収量の関係性や一工程播種技術、昨年発生が多く見られた青立ち株発生のメカニズムと抑制方法等について説明しました。
また、麦類に関しては、雑草対策や適期播種の収量・品質への影響についての説明に加え、JA柳川において次年産から大麦の荷受けが開始されることから、新たに大麦を栽培される生産者へ向けて、小麦と大麦の栽培管理の相違点を重点的に説明しました。
生産者は熱心に聞き入り、大豆の適切な栽培方法や、大麦の導入による農業経営のメリットに関して、活発な質疑応答が行われました。
普及指導センターでは、今後も生産者の収量・品質向上に向けて、市・JAなどの関係機関と連携しながら管内の水田農業の発展を目指していきます。
