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イチゴ営農基礎講座(栽培開始2~3年目コース)を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.48)
更新日:2025年2月13日更新
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収穫最盛期に向けて「匠」の技を学ぶ
南筑後地域営農推進協議会(南筑後普及指導センター管内の市町、JA等関係機関で構成)は、1月30日にイチゴ営農基礎講座(栽培開始2~3年目コース第3回目)を開催しました。
1月下旬~2月上旬は気温が低く、イチゴの草勢が最も低下しやすい時期です。そこで今回は、収穫最盛期に向けた草勢維持をテーマとして、高い栽培技術を持った3名の「あまおうの匠」(以下「匠」という)から講義をしていただきました。まず、事前収録した動画で今後の管理ポイントの説明後、ハウスで実物を見ながら、かん水・温度・施肥管理などを解説し、意見交換しました。
受講者は、この時期でも良好に生育するイチゴを目にして、「匠」ならではの生育診断に基づいた栽培管理について熱心に聞き入っていました。
また、普及指導センターからは、経営分析の視点や計画作成の重要性について講義しました。受講者からは、「今後は、栽培技術だけではなく、将来の経営計画についても考えなければならないことがわかった」との感想がありました。
普及指導センターは、今後も「匠」をはじめとした高い栽培技術を持つ農家の協力を得ながら、イチゴの新規栽培者を支援します。

