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小麦の部分浅耕一工程播種実演会を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.32)

更新日:2024年11月12日更新 印刷

-収量安定と省力・低コスト栽培に向けて-

 10月29日に、JA福岡大城と南筑後普及指導センター、久留米普及指導センターが連携して、小麦の「部分浅耕一工程播種」の実演会をJA福岡大城大川支店横のほ場で開催し、関係機関含め約15名が参加しました。はじめに普及指導センターから「部分浅耕一工程播種」に用いるロータリーを見ながら、浅耕爪の配列の仕方を説明しました。次に、実際に耕起しながら、浅耕部分の耕起深度、麦種子の播種深度を計り、ロータリーや播種機の調整を行いました。また、ロータリーの回転速度、トラクターの走行速度についても確認を行いました。

 参加者からは、「稲ワラはきちんとすきこめるのか?」「浅耕部分の稲株は残らないのか?」といった不安の声が聞かれましたが、耕起深度の調整や播種を実際に見ることで、「ワラの長さを短くすればすきこみやすい」「稲株は残らない」ことなど確認していました。

 普及指導センターでは、今後も関係機関と連携して、小麦の収量安定と省力・低コスト栽培に向けた取り組みを推進していきます。

爪の配列の説明を聞く参加者
部分浅耕一工程播種実施ほ場

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