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大豆作経営改善共進会で優秀賞を受賞(南筑後普及指導センター現地情報No.31)
更新日:2024年11月12日更新
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高品質、安定多収の麦・大豆づくりの実現
10月28日に小郡市文化会館で、令和5年度福岡県大豆作経営改善共進会表彰式が開催され、みやま市の「農事組合法人吉里ファーム」と柳川市の「農事組合法人しもたな」が集団の部で優秀賞を受賞しました。
「吉里ファーム」は大豆の適期播種に向けた部分浅耕一工程播種の導入とブロックローテーション、「しもたな」は大豆新品種ちくしB5号の作付けと団地化により、地域平均と比較して高収量となった点が評価されました。
当日に同時開催された福岡の麦・大豆づくり生産者研修会では、県の専門技術指導員から、今年問題となった麦の主要病害の感染経路と防除対策、特に適期防除の重要性について説明がありました。
また、JA全農ふくれん土壌診断センターから、排水対策の具体的な事例、麦・大豆栽培における土壌pH適正化についての説明がありました。
参加者からは多くの質問があり、今後の栽培に活かすための活発な議論が繰り広げられました。
今後も普及指導センターは、麦・大豆の高品質・高収量安定生産を目指し、生産者の効果的な経営改善に向けた栽培技術の支援を行っていきます。