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ブドウ園地の土壌はダイエットを継続(南筑後普及指導センター現地情報No.27)
更新日:2024年11月5日更新
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土壌分析結果報告会を開催
JA柳川ぶどう部会 で は、 ぶどうの収穫が終わり、次年度に向けた土づくり
を始めるこの時期に、 毎年 、土壌分析結果 の 報 告会を開催しています。 今年の
報告会 は 、 10 月 15 日に行われ、普及指導 センター から 、 土壌分析結果 に基
づく土づくりや施肥について 説明 を行いました 。
柳川地区のブドウは干拓地の水田で作られている事から、非常に地力の高い
土壌で、多くの肥料 成 分が含まれています。過去の報告会でも、施用する肥料
や資材 の量 を減 ら し、ブドウ園地の土壌のダイエットを進め てコストダウンも
図ってきました 。 生産者 の 「施肥量を減らしても生育は変わらなかった。」と
の声 から 、ダイエットの必要性が理解され つつあります 。
今年の結果 では 、改善 は進んでいるもの 、まだ 肥料 成 分が多く残っている 状
況 が判り、ダイエットの継続を説明しました。 また、分析に基づく 、適正かつ
効率的な 肥料の 施用の提案 を行いました 。
普及指導センターでは、今後も関係機関との連携を密にし、産地の発展と農
家の所得向上に向けた支援を引き続き行っていきます。