森山醸造食品有限会社
うなぎのせいろ蒸しも地元の味
風情を伝え、未来を担う小さなしょうゆ蔵
2015(平成27)年から柳川ブランド認定を受けた「さしみ醤油」「こいくち醤油 芙蓉」は代表商品。通常の2倍の材料と1年という長い時間をかけて造る「大地と海」は第51回全国醤油品評会で農林水産省大臣官房長賞を受賞。
うなぎの町に愛されるしょうゆ
福岡観光の要所である水郷・柳川。どんこ舟がゆったりと行き交う川下りの終着点として到着する沖端の地で、1900(明治33)年から歴史を刻むのがモリヤマ醤油です。「沖端地区にある多くのうなぎ屋さんが、うちのしょうゆをずっと使ってくれています」と笑顔で語るのは代表取締役の森山武俊(もりやま たけとし)さん。文化庁の100年フードにも認定された「うなぎのせいろ蒸し」。うなぎのタレに使われるしょうゆは、一般的な濃口しょうゆから、さらに甘みとコクを増した甘露しょうゆです。
現在、蔵では組合から仕入れた生揚げしょうゆに、独自の火入れや風味付けを行っています。「地方の蔵では後継者不足や設備投資は大きな課題。組合がベースとなるしょうゆを安定供給してくれるからこそ、独自の味づくりや商品開発に全力投球できます」と森山さんは語ります。長年愛されてきた「さしみ醤油」や「こいくち醤油 芙蓉」は柳川ブランドにも認定されており、地域の食文化を支えるこれらのしょうゆは、職人がタンクの温度や香りを丹念に確かめ、その味わいを深める工程を経て完成します。
モリヤマ醤油は地元の味を守り続ける一方で、ポン酢やドレッシング、白だしなど、現代の食卓に合う多彩な商品も展開。現在の食生活にマッチするしょうゆの在り方も提案しています。
沖端の本店には「モリヤマ醤油」のラインナップがずらりとそろう。こだわりのしょうゆに加えて、カボスや橙を使ったポン酢類や、そら豆やトマトを使ったドレッシング、魔法だれに鰹つゆ、本格和風白だしなどしょうゆ加工品も多彩に展開
「こいくち醤油 芙蓉」を使ったパパッと作れるお手軽レシピをご紹介します!
ふわたま豚こまつな
【材料(2人分)】
豚こま肉…100グラム
小松菜…3束
卵…2つ
マヨネーズ…小さじ1
塩こしょう…少々
🅐にんにく(チューブ)…お好みで
🅐芙蓉…大さじ1.5
🅐オイスターソース…大さじ1.5
糸唐辛子…トッピング用
【作り方】
- フライパンに油を引き、マヨネーズと塩こしょうを混ぜた卵を一気に入れ半熟になったら一度皿に取り出す(余熱で火を通す)
- 再度油を引き豚肉を炒め、火が通ったら小松菜を加え炒める(茎に火が通ったら一度火を止める。★炒めすぎ注意)
- 🅐をフライパンに入れ、再び中火で軽く炒める
- 糸唐辛子を盛り付ける
エリンギのバター醤油
【材料(2人分)】
エリンギ…1パック
芙蓉…大さじ1.5
バター…10グラム
【作り方】
- エリンギを切って炒める
- しょうゆとバターを加えて味を調える

