大木町で活躍する皆さん
松藤 富士子(まつふじ ふじこ)さん(①)
株式会社ビストロくるるん 代表取締役社長
野口 裕子(のぐち ゆうこ)さん(②)
大木町女性の会 副会長
今村 真由美(いまむら まゆみ)さん(③)
みつまた幼稚園 保育士/農業委員
北原 幸則(きたはら ゆきのり)さん(④)
株式会社flat 代表取締役CEO
牟田 純大(むた よしひろ)さん(⑤)
大木町商工会青年部 部長
八嶋 粋(やしま すい)さん(⑥)
地域学校協働活動推進員
坂井孝弥 大木町企画財政課 政策調整係長(⑦)/秋田章二 県議会議員(⑧)/服部誠太郎 県知事(⑨)/広松栄治 大木町長(⑩)/古賀知文 大木町議会議長(⑪)
地域の人との“環(わ)”をつなぎ
住み続けたい町へ
松藤
知事
私は「農業は福岡県の基幹産業だ」と常々申し上げています。農業を真ん中に据え、命をつなぐ食にフォーカスを当て、こどもたちに伝えていただいていることも含め、松藤さんの活動に敬意を表します。
野口
こどもが学校を卒業したことでPTAから離れたものの、地域で自分が役に立てることはないかと考え、大木町女性の会に入りました。同じような考えの人もいるのではという思いから、小学校の読み聞かせボランティアを募ったところ、大きな反響がありました。校区の活性化委員会役員も務めることになり、活動の場が広がっています。地域の活動を知ってもらうため、会報の制作や新たな研修会の企画にも取り組んでいます。
知事
大木町女性の会は、昨年、県から男女共同参画表彰をさせていただきましたね。地域の女性リーダーとしてご活躍いただき、仲間とともに勉強もされ、素晴らしいです。
今村
5年前、父親の病気を機に家業である農業を手伝い始め、今ではトラクターやコンバインも乗りこなすまでになりました。農業は一年中仕事があるわけではないため、私のようにパートの仕事を別に持つ人が、隙間時間を活用して働くことで、人手不足の解消につながるのではと考えています。
知事
農業は女性の力なくしては成り立ちません。「私もやるぞ!」と思ってもらうには、稼げることも必要でしょうから、女性の立場としてご意見をぜひお聞かせください。
北原
当社では、「町に必要なものは何か?町民が幸せになるには?」という視点で、町に移住されたいちご農家さんの支援のため、いちごスムージーの販売をしたり、自分が食べる分だけ農地を耕したい人と農家を結ぶ農地・農機具マッチングの仕組みをつくったりと、さまざまなプロジェクトを手掛けています。また、いちご部会の役員や、消防団の副団長も務め、世代間の架け橋となりながら、町の宝である“人”と“農”を生かすための活動をしています。
知事
ご自身の事業のみならず、地域のためのさまざまな活動を精力的になされ、感服いたします。次の世代にバトンをつなごうという思いも素晴らしいですね。
笑顔を生み出し
次の世代へ思いをつなぐ
牟田
自分の経験から、今のこどもたちにも町で楽しい思い出をたくさんつくってほしいとの思いで青年部の活動をしています。毎年人気の音楽イベント「堀DAYミュージック」では中学生が運営に参加し、いろんな経験をしています。彼らが大人になって、その次のこどもたちの思い出づくりをしたいと思ってもらえたらうれしいです。
知事
中学生に運営に入ってもらうのはいいですね。自分たちでイベントをつくりあげていくことで町に対する誇りも生まれますね。いつか町を離れたとしてもまた町に戻ってきて、町を元気にしたいという思いを持ってくれると思います。
八嶋
今、力を入れて取り組んでいるのが、地域食堂の運営です。0歳から100歳までみんなで大きなテーブルを囲んでご飯を食べるのですが、そこには笑顔があふれていて、一番平和な時間だなと感じています。これが10年先、20年先も続けばいいなって。年齢も性別も国籍も関係なく、みんなが家族のように集まれる場所をもっとつくっていきたいです。
知事
地域のつながり、世代間のつながりが薄くなってきている中で、みんなが集まる場所をつくるというのは大切ですね。県としても人々の居場所としての役割を持つ、こども食堂を支援させてもらっています。
皆さんとの今日の出会いを大切に、この福岡県をもっともっと、住んでよかったと思えるようなふるさとにしていきたいと思いますので、また皆さんのお力をお貸しください。
大木町のいきいきスポット
福岡県い業会館
福岡県のい業の近代化と繁栄を物語る施設。1936(昭和11)年築のレトロな洋館木造建築は国の登録有形文化財。館内では、い草の織機や、掛川をはじめとする花ござといった、い製品を見学できる。
所在地:大木町八町牟田3
電話:0944-32-1010
(株)イケヒコ・コーポレーション
1886(明治19)年創業の総合インテリアメーカー。花ござのほか、い草を使ったインテリアやこたつ、クッションなど多くの製品を製造・販売。い草・畳文化の継承を目的に、自社でい草栽培も手掛ける。
所在地:大木町三八松1052
電話:0944-32-1203


農業の大切さを消費者に直接伝えたいという思いで、16年前、地元の農産物や旬のおいしいものを提供するレストランをオープンしました。おかげさまで年間来場者数は約7万人、年間売り上げは1億円を超えました。毎年小学生を店に招待して「命と食」の授業を行っています。そのこどもが大きくなって、うちの店で働きたいと言ってくれることもあり、人のつながりができていることをうれしく思います。