表紙紹介

筑後川のエツ漁

今年も川面（かわも）にエツの銀鱗が踊る

　有明海に注ぐ筑後川は、幹線流路延長143キロメートルにおよぶ九州最大の河川。5月から8月にかけて産卵のために川をのぼってくるエツは、筑後川を代表する魚です。エツ漁は、主に夕暮れ時から夜にかけて行われます。銀鱗が美しいエツはとても繊細。網にかかると傷つかないように手早く丁寧に扱われます。

　筑後川は、この季節「えつ」の旗を掲げた船が行き交い、一層にぎわいをみせます。

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