4月14日以降、熊本県を震源とする最大震度7の大きな地震が断続的に九州を襲いました。多くの方が亡くなられるなど、熊本県を中心に甚大な被害をもたらしています。
現地の被災情報とともに、福岡県民や企業の皆さんも含めた本県の支援を報告します。
(撮影:福岡県)
完全に倒壊した家屋(益城町)
震源地に近づくにつれアスファルトのひびや割れが目立ち始める(益城町)
石垣が完全に崩れた熊本城(熊本市)
食事や洗身などを家屋外でされていることが見てとれる(益城町)
避難所では行政だけでなく企業などによる支援も(益城町)
大きなビルも倒壊(益城町)
福岡県内でも崩落による通行止めなど人的、家屋、道路などの被害を受けた(八女市矢部地区)
神社のこま犬や灯籠もその揺れには耐えられなかった(益城町)
福岡県では4月20日に「『平成28年熊本地震』支援特命チーム」を設置。
このチームを中心に人的・物的支援や被災者の受け入れなど、さまざまな形で支援を実施しています。
本県は、数多く寄せられた県民や企業の皆さんの“思い”とともに、
被災地の一日も早い復旧・復興を目指し、引き続き全力で支援を行っていきます。
缶入りソフトパンや毛布、簡易トイレ、ブルーシートなどの物資を提供
県庁をはじめ県内14カ所で受け付けた水や紙おむつ、ウエットティッシュなど、県民や企業の皆さんからの支援物資を提供
被災者住宅支援窓口
県庁内に被災者住宅支援窓口(相談窓口)を設置し、被災者への入居可能な公営住宅などに関する相談・情報提供や、県営住宅への一時入居手続きを実施
公営住宅への避難者に、寝具や照明器具などの生活物資を支給
災害義援金の受付、災害見舞金の贈呈、災害ボランティアセミナーの開催、県内自治体によるごみ収集車の派遣および災害廃棄物の受け入れ(処理)など
災害ボランティアセミナー
避難所運営、り災証明書の発行、健康管理支援、こころのケア、建築物の危険度判定などで延べ2000人超を派遣
救出救助活動や被災地の治安対策などで延べ5000人超を派遣
福岡県DMAT
福岡県DMAT(災害派遣医療チーム)の派遣、JMAT(日本医師会災害医療チーム)およびVMAT(災害派遣獣医療チーム)の活動
ドクターヘリなどによる医療機関への患者搬送、県内の老人福祉施設などで要介護高齢者を受け入れ
高齢者、障害者、妊産婦などの要配慮者に県内の旅館・ホテルを無償提供し、健康相談などを実施
公私立学校における児童生徒などの転入学の弾力的な取り扱い、高校生などの奨学金の緊急採用、私立高校授業料軽減補助金の対象の拡大などを行うほか、熊本県内で教育実習が困難となった学生について実習受け入れに協力
人数等の数値はすべて平成28年5月20日時点 詳しくは福岡県ホームページ「平成28年熊本地震の支援情報」をご覧ください
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