小川知事が、県内各地に出向き、県民の皆さんと直接触れ合う「知事のふるさと訪問」。
近年人口が増加し、来年の夏、新原・奴山古墳群の世界文化遺産登録が期待される福津市を訪れました。
江戸から昭和初期に海上交易と塩田で栄えた津屋崎千軒を散策。津屋崎地区の歴史文化、人の温かさに魅了され、移住する人が増えている
1874(明治7)年創業の「豊村酒造」は地区のシンボル的存在。国内最大級ともいわれる木造の蔵ではイベントも行われる
移住者の皆さんと懇談。古民家を改築して移住希望者に貸し出す「古民家再生プロジェクト」は、美しい町並みと地域コミュニティの存続にもつながっている
「九州の湘南」と呼ばれる福間海岸は、約2キロメートルにわたって白い砂浜が続く。通りには、カフェなどが並び、ドライブコースとしても人気
毎年恒例の「ふくつの鯛茶づけフェア※」のメニューに知事も舌鼓。福間漁港は、県内有数の天然マダイの水揚げ量を誇る ※フェアは6月で終了
小山達生(こやま たつお)市長から市の概要説明を受ける知事。福津市は、JR福間駅東地区の開発が進み、昨年10月に人口が6万人を突破した
「つやざき観光馬車」に乗車。美しい田園景観の中に点在する新原・奴山古墳群は、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ
春と秋に出荷されるトルコギキョウ「パステルムラサキ」は全国的に有名。年間約50万本が生産されている
福津市は花の生産も盛ん。「JAむなかた 花き部会」では、地域の園児や高齢者を対象とした花育活動にも取り組む
福間中学校、福間東中学校、津屋崎中学校の生徒会の皆さんとの座談会。福津市は、全小・中学校がコミュニティ・スクールに指定されており、生徒の皆さんは、地域の人々と協働して海岸清掃や子育て体験、防災訓練など、さまざまな課外活動に取り組んでいる
「多様な分野で活躍する皆さんの姿を拝見し、大変心強く感じた。地域の皆さんと一緒になって、福津市、福岡県を元気にしていきたい」と知事
「津屋崎千軒民俗館『藍の家』保存会」代表の柴田富美子(しばた とみこ)さん。津屋崎在住60年。まちを思う愛情を子どもたちの世代につないでいきたいと語る
「福津市観光協会ボランティアガイドの会」の堀出太一(ほりで たいち)さん。会では、世界遺産登録を見据え、古代服での古墳ガイドなど、おもてなしを特訓中
「社会福祉法人天真会 いろどり真愛保育園」園長の安徳尊博(あんとく たかひろ)さん。子どもの「心の根っこ」を育む地域ぐるみの幼児教育を目標としている
「神興東(じんごうひがし)地域郷づくり推進協議会 防犯・防災部会」の大畠滄治(おおはた そうじ)さん。通学路の見守り活動を長年にわたり継続。子どもたちにもらった感謝状が宝物
「福間地域郷づくり推進協議会 ふくま郷づくりの会」会長の小山勝昭(おやま かつあき)さん。福間海岸の松林保全に取り組む。中学校との協働も実践
国の登録有形文化財に指定されている「藍の家」を運営する女性グループ。染物屋として1901(明治34)年に建築された建物を「人と文化の交流拠点」として活用。藍染め体験、作品展、コンサートを実施しているほか、古い町並みのガイド役も含め、地域文化の発信を行う
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