グラフふくおか2022夏号ロゴ

特集

青い空とキャンプ場の写真

キャンプで自然を楽しもう!

この夏は、美しい海や山に癒やされながら自分らしく楽しむアウトドア体験をどうぞ。

糸島の豊かな自然に触れて、日々の暮らしにSDGsの気付きが芽生える

ITOSHIMA SDGs Village 地球MIRAI

目の前には静かに輝く美しい海。今年3月、糸島半島の西海岸に誕生したグランピング施設は、このロケーションが似合う白いドームテントと高いヤシの木に設営された空中テントが話題です。

海岸線に並ぶ4つのドームテントには「漂着物アート」「バリ島の癒やし」「グランブルー」「熱帯雨林」のテーマがあり、それぞれに描かれるリゾートの世界観が印象的。大きな窓からは、昼は海が見渡せる絶景が、夜は満天の星が楽しめます。

また、大自然を360度展望できる県内唯一の空中テントでは、ハンモックのような浮遊感を楽しみながら、糸島の自然を満喫できます。

SDGs(持続可能な開発目標)を推進し、「未来の子どもたちに、今のままの地球をわたしたい」をコンセプトに開設されたこのグランピング施設は、内装や外装に海岸で拾った漂着物や廃材を再利用したり、提供する食事に地域でとれた規格外の野菜やジビエの切り落としを使い、フードロス削減に貢献するなど、環境に配慮した取り組みを行っています。

豊かな自然の中で過ごすことで、地球の環境を守ることの大切さを感じ、身近なところからSDGsを始めようと思わせてくれます。

空中テントの写真

ヤシの木に設営された空中テントでは、海風を感じて開放感にあふれる絶景を楽しめる

ドームテントの内観写真

漂着物で作られたアートを飾るドームテント(定員5名)。海のロマンを感じさせる唯一無二の空間

オリジナルのクラフトビールの写真

糸島の海と空の青さをイメージしたオリジナルのクラフトビール。売上の3%が海の清掃活動やウミガメを守る基金となる

深江海岸ビーチの写真

目の前に広がる深江海岸のビーチ。海の青さに感動

案内板の写真

案内板もリゾート感いっぱい

ドームテントの内観写真

癒やしのリゾート=バリ島のイメージで作られたドームテント(定員6名)。リラックスムードに包まれて究極の癒やし時間を満喫

海岸線に並ぶドームテントの写真

海岸線に並ぶドームテントは全室オーシャンビュー

森の中の空中テントの写真

空中テントは森の中のロケーションにも

  • ITOSHIMA SDGs Village 地球MIRAIの位置にマークがついた福岡の地図のイラスト
  • 【住所】糸島市二丈深江松江2002-1
    【電話】0120-675-617
    【定休日】なし
    グランピング/BBQ・朝食付(手ぶら可)、空中テント/素泊まり利用(持ち込み可)
    *宿泊者は無料で天然温泉「きららの湯」利用可

    詳しくはこちら

広大な緑のカルスト台地を満喫 ファミリーからソロキャンパーまで大人気

ソラランド平尾台(平尾台自然の郷)

日本有数のカルスト台地、その広大なロケーションを満喫できるキャンプ場。緑の草原に白い石灰岩が点在するカルスト台地を満喫できる夏は、特に開放感バツグンです。

車を横付けできるオートサイトに加え、グループ利用が人気の広場サイトも充実しています。さらにキャンプ場と別エリアに設営された食事付きのグランピング「フォレストキャンプコクラ」も人気。冷暖房を完備したテントで快適に過ごし、旬の地元食材を使ったバーベキューを堪能した後は、まるで別世界のような静けさの中で星空を楽しめる、優雅でぜいたくな新しいキャンプスタイルと言えそう。

キャンプ場の周辺は大自然が創り上げた鍾乳洞や神秘的な景観が多数あり、ガイド付きの散策や探検を楽しめます。また、長さ23メートルのローラー滑り台や草そりができる広場もあり、本格的なアウトドアから気軽なレジャーまで、多くの人が幅広く楽しむことができる北九州を代表するアウトドアスポットです。

グランピングテントの写真

北九州で初めてグランピングテント宿泊が可能に

広大な山の写真

山歩きガイドツアーなど、季節によってさまざまな体験ができる

草そり場の写真

夏休みや連休中は多くの子どもたちでにぎわう草そり場

たくさんのテントが建っている写真

芝地にテントを張って楽しむベーシックな広場サイトは11区画

カルスト台地の写真

カルスト台地は1952年、国指定天然記念物に指定

オートサイトの写真

車で横付けできるオートサイトは電源付き(有料)

  • ソラランド平尾台の位置にマークがついた福岡の地図のイラスト
  • 【住所】北九州市小倉南区平尾台1-1-1
    【電話】093-452-2715
    【定休日】火曜(祝日・振替休日の場合、翌日休園)・年末年始
    【駐車可能台数】1100台

    詳しくはこちら

キャンプ初心者でも気軽に体験

リョカンピング岡垣町

「リョカンピング」とは「旅館でグランピング」のこと。夜は波津(はつ)海岸に面した旅館に宿泊し、日中は砂浜に設置されたテントでグランピングを満喫するという、手ぶらで泊まれるお手軽なキャンプです。

夕食は地元産の料理を堪能できるバーベキューが人気。漁船に乗って仕掛けた籠を引き揚げる「もんどり漁」に参加することもでき、そこで取れた魚もテーブルに並びます。海辺のサイクリングロードを楽しめるレンタサイクルやサーフィン、ヨガ、SUP体験など、アクティビティが充実しているのも魅力です。

海岸に設置されたグランピングテントの写真

美しい波津海岸にグランピングテントが

家族で漁師さんの船に乗っている写真
SUPをしている女性の写真

漁師さんの船で「もんどり漁」やSUPの体験などのアクティビティも楽しめる

砂浜でバーベキューをしている家族の写真

夕食は砂浜のバーベキューで開放感いっぱい

  • リョカンピング岡垣町の位置にマークがついた福岡の地図のイラスト
  • 【宿泊・申込先】
    〈宿膳八幡屋 満海の湯〉【住所】岡垣町原670-6 【電話】093-282-0031
    〈海辺の料理旅館 はつしろ〉【住所】岡垣町原670-14 【電話】093-283-0001

    詳しくはこちら

たき火を囲むやさしい時間

奥八女焚火の森キャンプフィールド

平成24年7月九州北部豪雨で被災したものの、「キャンプを通じて木とふれあい、木に学び、木でつながる場所」として昨年、再スタート。奥八女の豊かな緑に囲まれて、川のせせらぎや木々を揺らす風の音に癒やされる空間です。施設内の建物には八女杉がふんだんに使われており、木のぬくもりを実感できるのも魅力の一つ。

直火可能なエリアもある他、コテージやキャビンでも手軽なたき火を楽しめます。揺らぐ炎を眺めながら過ごす優しい時間を提案する、本格的キャンパーにも人気の施設です。

川沿いのオートサイトに車が並ぶ写真

笠原川沿いの車両1台を止めることができる電源付きのオートサイト

フォレストエリアにあるテントの写真

本格的なキャンプを楽しめるフォレストエリア。自然を身近に楽しむ野営キャンプもおすすめ

キャビンやコテージの写真

リビングや寝室など設備が整うキャビンやコテージは、第8回福岡県木造・木質化建築賞を受賞したデザインにも注目

  • 奥八女焚火の森キャンプフィールドに位置マークがついた福岡の地図のイラスト
  • 【住所】八女市黒木町笠原9512
    【電話】0943-42-4305
    【定休日】水曜日
    【コテージ】2棟(屋外デッキ・ティピ型たき火台付き/芝生エリアあり)
    【キャビン】3棟(屋外デッキ・ティピ型たき火台付き/芝生エリアあり)
    【キャンプサイト】電源付きオートサイト/フリーサイト/たき火OKサイト
    【駐車可能台数】32台/障がい者用駐車場3台

    詳しくはこちら

棚田景観に泊まる

岩屋キャンプ場東峰村

福岡市から車で約1時間。東峰村の豊かな自然を生かし、2019年にリニューアルオープンしました。食材があれば手ぶらで楽しむことのできるコテージやレンタル設備、また使い勝手の良いテントサイトを備えているため、気軽に訪れるファミリーの利用も多いそう。

周囲には緑豊かな森林と歴史深い岩屋神社、「日本の棚田百選」に選ばれた数百枚の石積み棚田景観など、魅力的なスポットがたくさんあります。

広い芝のテントサイトの写真

緑が気持ちいい芝のテントサイトも程よい広さ

木造コテージの内観写真

全7棟の木造コテージは、家具や寝具なども揃い快適

棚田の写真

約400年もの歴史がある竹の棚田

  • 岩屋キャンプ場東峰村に位置マークがついた福岡の地図のイラスト
  • 【住所】朝倉郡東峰村宝珠山4171
    【電話】0946-23-8423(管理棟すてら)
    【定休日】なし
    【コテージ】定員5名・7棟
    【キャンプサイト】フリー11張・電源付き区画サイト7区画
    【駐車可能台数】33台

    詳しくはこちら