



三池炭鉱宮原坑
大牟田市宮原町1丁目86-3
☎0944-41-2515
(大牟田市世界遺産登録・文化財室)
公開:毎週日曜日 10時〜17時
※見学無料
大牟田市のシンボルとして姿を残す三池炭鉱宮原坑。
三池炭鉱の主力坑の一つとして、明治31年から昭和6年まで年間40〜50万トンの石炭を産出しました。
宮原坑は二つの竪坑(たてこう)(坑道への出入口)からなり、現存する第二竪坑は国指定重要文化財・史跡として保存され、
鋼製の櫓(やぐら)やれんが造りの巻揚機室、デビーポンプ室の壁などに当時の様子を偲(しの)ぶことができます。
敷地には、三池炭鉱と三池港を結んだ鉄道敷跡も残り、日本の近代化を証言する産業遺産として注目されています。
(1)第二竪坑の周囲14600m2が史跡として指定されている
(2)石炭や労働者を運ぶ専用鉄道の跡がすぐそばに残る。各坑口と三池港を結ぶ
(3)採炭後はトロッコで運ばれ選炭された
(4)赤れんがで囲われた巻揚機室。労働者や石炭は、巻揚機の力を借りて竪坑内と外を行き来した