田川市を後にした知事が向かったのは、赤村です。
村役場で、春本武男(はるもとたけお)村長から村の概要について説明を受けた後、「旧油須原線(きゅうゆすばるせん)トンネル」へ。廃線になった炭坑用線路を活用し、ボランティアでトロッコ列車を運行している「赤村トロッコの会」の皆さんと交流。知事はボランティアの方々から運転の手ほどきを受けました。
続いて、「源じいの森ほたる館」を訪れた知事は、自然環境やホタルの保護、地域振興、高齢者への配食サービスなどに取り組む皆さんの活動について活発な意見交換を行いました。
最後に、赤村の新鮮な農産物や加工品を販売する「赤村特産物センター」を訪れた知事は、施設を熱心に視察した後、お餅を販売する女性グループの皆さんと交流。地元のもち米で作られたつきたてのお餅を試食しました。
今回の訪問を振り返り、知事は「私のモットーは現場主義。皆さんの意見を県政に生かし、福岡をもっと元気にしていきます」と述べました。
■警笛も高らかに出発進行。一日駅長小川知事のもと、のどかな山村をトロッコ列車が走る
■「源じいの森ほたる館」で自然環境の保護、地域振興、村民の健康づくり等に取り組まれている皆さんと意見交換。赤村マスコットキャラクター「源じいさん」、県広報部長「エコトン」も登場
■「赤村特産物センター」では、つきたてのお餅を試食。絶品のあんこや柚子(ゆず)酢がけに、思わず表情が緩む