平成17年、旧小石原(こいしわら)村と旧宝珠山(ほうしゃやま)村が合併して生まれた東峰村は、福岡県中央部の東側に位置する美しい山里。杉の巨木群や400年の歴史を持つ棚田など、日本の原風景を今に伝える豊かな自然が広がっています。また、陶磁器として日本で最初の経済産業大臣指定「伝統的工芸品」に指定された小石原焼の窯元や遠州七窯(えんしゅうなながま)の一つである高取焼の流れをくむ窯元が、約50軒ある陶芸の里として、全国各地から多くの人が観光に訪れます。
岩屋神社本殿と権現岩(ごんげんいわ)
岩屋神社の本殿は、県指定の天然記念物「宝珠山(ほうしゅやま)岩屋の大岩(権現岩 ごんげんいわ)」のくぼみを利用して建てられている国の重要文化財。権現岩は、岩屋の奇岩群の一つで、長年の火山活動や風化浸食によってつくられた