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令和4年度福岡県消費生活センターにおける消費生活相談の概要
~定期購入トラブルが過去最多、美容に関する相談が急増~
福岡県消費生活センターが、令和4年度に受け付けた消費生活相談の概要を、次のとおり取りまとめましたので公表します。
1 対象期間
令和4年4月1日から令和5年3月31日まで
2 令和4年度福岡県消費生活センターにおける消費生活相談の特徴
資料1 [PDFファイル/819KB] のとおり
(1)相談件数等の状況
相談件数は10,403件で、前年度の9,875件に比べ、528件の増加(対前年度比5.3%の増加)となっています。
※福岡県及び市町村に寄せられた相談件数は48,976件で、前年度の46,848件に比べ2,128件の増加(対前年度比4.5%の増加)となっています。
(2)年代別相談状況
相談件数を年代別でみると、70歳以上からの相談件数が一番多く、次に50歳代、60歳代の順となっています。
年代別に商品等分類別で最多となったのは、19歳以下は「インターネットゲーム」、20歳代では「エステティックサービス」、30歳代では「不動産貸借」、40歳代以上の各年代では架空請求や身に覚えのない請求など商品が特定できない「商品一般」でした。
(3)相談の傾向
(1)インターネット通販に関する相談割合が大きい
相談状況を販売購入形態別にみると、「通信販売」に関する相談が4,016件と最も多く、そのうち3,006件(74.8%)が「インターネット通販」に関する相談となっています。19歳以下では、全相談件数の約半数がインターネット通販によるものでした。
(2)定期購入に関する相談が過去最多
定期購入に関する相談件数は、過去最多となる1,137件で、前年度の717件の約1.6倍となりました。令和4年6月1日に「詐欺的な定期購入商法」の規制が強化された改正特定商取引法が施行された後も、「1回だけのつもりで購入した化粧品や健康食品が定期購入になっていた」「いつでも解約できるはずの定期購入が解約できない」といった相談が寄せられています。
(3)美容に関する相談が増加
脱毛エステなどのエステティックサービスに関する相談が前年度の約2.4倍(R3年度 113件→R4年度 274件)と増加しました。20歳代以下の相談が66%と多数を占めています。
また、化粧品に関する相談も前年度の約1.7倍(R3年度 549件→R4年度 932件)と増加しました。基礎化粧品や頭髪用化粧品などの定期購入に関する相談が86%を占めており、幅広い年代から相談が寄せられています。
3 令和4年度消費生活相談の具体的事例
◆商品やサービスの取引などに関し、不審に感じたり、困ったときは、福岡県消費生活センターに相談してください。
◆また県消費生活センターホームページでは、注意喚起のパンフレットの掲載や動画の配信を行っています。是非御覧ください。
TEL 092-632-0999 所在地 福岡市博多区吉塚本町13番50号 福岡県吉塚合同庁舎1階 【相談時間】月~金 9時~16時30分 日 曜 10時~16時(電話相談のみ) ※祝祭日、年末年始除く ※メール相談は随時受付。メール相談受付の専用フォームを、福岡県消費生活センターホームページ https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shouhiseikatsu.html に掲載 |
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