アジアとつながり、発展しつづける 福岡空港・北九州空港

福岡県には、都心からのアクセスの良さが特長で、国内外に多くの路線を展開し、日本有数の空港となった「福岡空港」、24時間利用が可能な海上空港という特性を生かし、早朝・深夜便や大型貨物専用機が就航する「北九州空港」があります。

県では、福岡・北九州両空港の特色を生かし、両空港の役割分担と相互補完を進めながら九州のゲートウェイ(玄関口)としての利便性を高め、福岡県、九州全体の発展に寄与することを目指しています。

そして、今年4月、福岡空港は民間委託による運営が始まります。今回は、今後も増加し多様化する航空需要に対応するため、日々発展しつづける福岡・北九州両空港の魅力についてお伝えします。

福岡空港

国際線年間旅客数は国内空港でついに第4位に!

国内線は26路線、国際線は20路線と多様な路線を有しており、旅客数も年々増加しています。

  • ◆LCC(格安航空会社)が相次いで新規就航!
    海外がもっと身近になります!
    バンコク(タイ)線/2月就航
    クアラルンプール(マレーシア)線/3月就航
  • ◆九州唯一の欧州直行便
    欧州各地への乗り継ぎも便利です!
    ヘルシンキ(フィンランド)線/3月末~10月の夏季運航

2017年度 国際線年間旅客数 グラフ 画像

就航路線(国際線) 画像 就航路線(国内線) 画像 福岡空港旅客数 グラフ 画像

さらなる機能強化を進めています!

滑走路が1本の空港としては、発着回数第1位の福岡空港。そのため、滑走路増設事業などの機能強化を進めています。 2020年国内線ターミナルのリニューアルに伴い、より多くの飛行機が離発着できるようになるため、朝夕ピーク時間の遅延や混雑の緩和、さらに国際線ネットワークの拡充が期待されます。

2本目の滑走路(2025年3月完成予定) 画像 国内線ターミナルリニューアル(2020年1月全体完成予定) 画像

トピック

4月から福岡空港の民間委託がスタート!

民間らしい創意工夫によりこれまで以上に空港を活性化させることを目指し、4月から福岡国際空港株式会社(FIAC)による空港運営が開始されました。県では、広域的な地域の意見を踏まえた空港運営を行うため、出資および取締役派遣を行い、空港運営の方針決定の場に参加するとともに、日々の事業運営についても互いに十分な意思疎通を図りながら連携、協力していきます。

出資・役員派遣締結式 画像

福岡空港は、こう変わります!

  • 民間の経験やノウハウを生かした取り組みにより、利用者へのサービスを充実させ、利便性を高めます。
    ・東南アジアの未就航路線や欧州豪の長距離路線の誘致
    ・魅力的な商業施設やホテルなどを備えたエアポートシティの実現
    ・国内線・国際線間の移動時間短縮化を含む空港へのアクセスの強化
    ・ターミナル施設の充実
  • 安全・安心を第一に、空港周辺地域の活性化および九州・西日本の経済発展に寄与していきます。

福岡空港の将来イメージ 画像

北九州空港

九州で唯一の24時間空港

24時間利用可能な海上空港である北九州空港は、福岡空港では対応できない早朝・深夜時間帯の羽田線が運航しており、東京でのビジネスや観光に便利です。

続々と新規路線が就航

国内線は、羽田線が1日16往復、那覇線が1日1往復しています。3月には、静岡線が新規就航しました。国際線は、平成30年10月に台湾・台北線が就航するなど、現在5路線が運航しており、新しい路線が次々に増えています。

福北リムジンバスで旅を少しでも長く、賢く楽しむ!

北九州空港の早朝・深夜便を福岡都市圏の人にも利用していただきやすいよう飛行機の時間に合わせて運行している福北リムジンバス。当日出発しても東京での朝一番の会議に出席できたり、東京でのイベントを最後まで楽しんでも当日中に帰宅できたりと、時間を有効活用できます。

航空貨物輸送もますます便利に

平成30年6月には、深夜に北九州空港で貨物を積み、那覇空港を経由してアジアの主要都市へ早朝に到着する定期貨物便が就航し、工業製品や県産農林水産物の輸出の後押しとなっています。

就航路線 画像 福北リムジンバスの運行スケジュール(一例) 画像 就航路線(貨物便) 画像

問い合わせ:空港整備課 ☎ 092-643-3171 ファクス 092-643-3174