「ごろし」という不思議な名前の食べ物。小麦粉を練り、薄く延ばしてゆで、きな粉などをかけて味わうおやつで、小麦の生産が盛んな筑後地域で昔から親しまれています。平成24年から恋木(こいのき)神社などを中心に「恋のくに」をコンセプトに観光振興に取り組んできた筑後市では、筑後商工会議所や船小屋エリアの飲食店8店舗と協力し、「ごろし」を使った「恋のスイーツ」の提供を始めました。さくさくに揚げたごろしと甘酸っぱいレアチーズを合わせたものや、黒蜜と真っ白なクリームをトッピングしたパスタ風のものなど、バラエティーに富んだメニューは、どれも華やかで見た目にも楽しめます。「懐かしくて新感覚のおいしさを、若い方はもちろん、年配の方にも、ぜひ筑後に来て味わってほしい、筑後に恋してほしい」と店舗の皆さん。「ごろし」の名前の由来はいくつもあるそうですが、筑後をもっと元気にしたいという皆さんの熱い思いは一つです。
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